続きです。


家に帰っていつも通り子供達と

今日の出来事を話していました。

いつも通り笑ってふざけながら。

3日後には外来だし

話すなら早く話さないとなと思いながら。


長女ちゃん次女ちゃんの話が終わったタイミングで

切り出しました。


「今日ママ病院行ってきたじゃん?」


2人は何か感じたっぽく


「うん」


って。


それだけ言っただけでわたしは涙が止まらなくて

そしたら2人も泣き始めて。

主治医に言われたことを2人にも

隠すことなく話しました。


入院しないでおウチにいながら

弱い抗がん剤で治療したり輸血したりも

できるけどその場合は数ヶ月しか生きられない事。


普通なら進めないけど

3回目の移植を勧められた事。


その場合のドナーは

今回おじいちゃん、おばあちゃんか

長女ちゃんだと言われた事。


わたしも泣きながら

長女ちゃんと次女ちゃんも泣きながら

聞いていました。


再発の時は


「再発しちゃったから

また入院長くなるけど頑張ってくるね!」


って、わたしの気持ちが決まってる状態で

話したんだけど

今回わたしの気持ちが決まってなかったから

初めて家族に聞いてみました。


「ママはどうしたらいいと思う?」

って。


そしたら長女ちゃんが泣きながら


「生きててほしい。

わたしがドナーになるよ」


と言いました。


「痛い思いしなきゃいけないよ?

1週間位入院もしなきゃ行けないんだよ?」


「そんなの大丈夫だから!」


と。

ダンナちゃんも主治医に

「自分はもう1回移植にトライしてほしいけど

こればっかりは何とも言えないです。」

と言っていました。


どうなるかは分からない。

でもやっぱりやってもいないのに

諦めるのはわたしらしくない。

まだやれる事があるよって言われてるうちは

やれる事をやりたい。

やっとけばよかったって後悔したくない。

何より

まだこの家族の一員でいたい。


3回目の移植をしようと決めました。