今月2日、ミュージシャンの忌野清志郎さんがお亡くなりになりましたね。
昨年、清志郎さんと同じ喉頭癌を患い、喉頭摘出術を受けた私の父と
清志郎さん訃報のニュースを見ていたら
『なんとも言えないな、、、こうなっては唄えないもの』
と言った。
言った、といっても喉頭摘出をしているので喋れないから、
正確には書いた(筆談)といった方が正しいのだけれど…。
ただのおじさん、と言っては語弊があるかもしれないが、
声を使う仕事をしているわけではないうちの父でさえ、
医師から『手術が必要だけれど、手術をすると声は失います。』と言われ、手術をすることに
即答できてなかった。家族の説得によりようやく承諾した。
ミュージシャンにとって、声は命だし、その人自身の象徴だと思う。
清志郎さんの癌は手術が必要なステージだったけれど、
彼は自分の命と引き換えに、ミュージシャンで居続けることを選択したのだと思うと、
そしてそんな選択をした彼を認めた家族のことを思うと、涙が溢れてきた。
だって私が家族だったら、喋れなくたって、唄えなくたって
ただただ生きていてほしいって切に願ったに違いないもの。。。
彼の生き方を尊重し、支えた家族に敬意を表します。
そしてロックのカリスマとしての人生を全うした忌野清志郎さんの功績を称えるとともに
心よりご冥福をお祈り致します。