うちの庭には元の住人が植えたツバキが何本かあります。
ツバキ(サザンカも)は注意が必要な樹木の1つで、
“チャドクガ”という虫がよく付きます。
このチャドクガの幼虫(毛虫)が非常に厄介で、
毛虫に触れるのは勿論、風に飛ばされた毛虫の毛や死骸にあたるだけでも皮膚に痒みや湿疹が出ます。
この家に引越してしばらくして、ツバキがあるのに気づき、チャドクガの心配があるなと思い、4月に一度、切れる部分は剪定していました。
おそらく前の住人が薬剤を散布してただろう跡が葉に残ってたし、
まぁ大丈夫か、と忙しさでその後気にも留めず生活していました。
先週末、ふとネットのニュースで「チャドクガ蔓延して危険だからツバキを伐採」という記事を見て、
「あ!そういえばうちのツバキどうなった!?」
と見に行ってみれば、
はい、チャドクガの幼虫が山のようにいました
(気持ち悪いので写真は載せません)
とりあえず夫にことを伝えて、薬剤をホームセンターに買いに行きました。
低いツバキの木は伐採、高いものは手の届く範囲で剪定して、すぐに薬品を散布しました。
(☆注意☆チャドクガがは薬剤を散布するとすぐに死にますが、木に直接かけると葉から毛虫がぼたぼた落ちて、地面の落ち葉に隠れ、後でまた木に登ってくる賢い虫です。虫に触らず毛虫のいる枝を切り、バケツの中で散布して殺すのが一番効果的でした。)
ですが高いところは届かず無理なので、あとは造園屋さんに任せて大きなツバキは2本とも伐採しようと思っています。
というのもこのチャドクガ、どうも年に6回くらい薬品を散布しなきゃいけないのでとても手入れが大変!
ツバキの薬品を散布しているときに、散歩に行っていた隣家のおじいちゃんとあいさつついでにお話しをしたら、
お隣さんもチャドクガが大変でもうツバキを伐採したとか。
そして、向かいの家のツバキもつい最近造園屋さんが薬品散布に来てたよ!と教えてくれました。
うちの周りの家はみんな古くからある家で日本古来の樹木を植えているの一般的。
どこの家もツバキがあるんですよね〜。
ホームセンター行ったときも、スプレータイプの薬剤が売り切れで希釈タイプしか残ってたしいなかったらしいし、
みなさん同じ被害に遭ってるみたい。
なんでそんな危険で手のかかる木を昔の人は庭木の定番にしたのか、、、。
うちも自分たちで剪定&薬品散布中をしたのですが、やはり気付かぬうちに毛に触れたのか夫も私も湿疹が出てます
長袖&手袋でしてたんですが、それでもダメみたいです。
(ちなみに造園屋さんは雨がっぱを着てするらしいです)
そういうわけで、造園屋さんにすぐに連絡したら、今週末に庭の様子を見てくれるとのこと。
もともと3年前までこの家の庭を毎年剪定してくれてた地元の造園屋さんなんで、この庭のことをよく知ってるみたい。
庭木全体の剪定はかなりお金はかかりそうなので、とりあえずは最少限に頼む予定ですが、
この庭について色々聞けるのが楽しみで仕方ないです。
その気持ちとは別に、庭を持つと手入れの手間とお金がかかることを実感。
緑に興味ない人や手入れを面倒だと思う人は、あまり庭木のない庭にするのがいいのかもしれません。
私はもともと日本の大学時代に樹木の勉強をしていて、緑が好きで、庭の手入れが楽しいですが、
それでも歳をとっても管理できるよう、リノベ後の新しい庭をどういう風にするか色々検討しなきゃな~と思っています。
そうそう、ツバキは公園や学校にもよく植えられています。
おそらくそういう木は薬剤散布されているでしょうが、ときどき遊んでいる子供が触れてしまい、湿疹が出たと聞くこともあります。
(photo:https://lovegreen.net/languageofflower/p21586/)
参考にツバキの写真を載せておきます。
もう今の季節は花が落ちて葉のみで分かりにくいでしょうが、小さなお子さんをお持ちの方は気をつけてくださいね!
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