蝕 | ※混ぜるな危険※


アナタの存在は
ナゼかとっても
現実味がナィ。

もぅずっと
こんな不思議な感覚に囚われたままなのです。



『夢のよぅな人だカラ』
『夢のよぅに消ぇるのです』
的な。

ある日突然消ぇてしまぅ。

そぅして全部ウソだった。

夢カラ覚めたワタシは
夢カラ覚める夢を見てぃただけだった。



出よぅとした。
確かに。

もがける力を与ぇてくれた。

だけど掴むトコロが見当たらナィ。

差し出されはしなかった。

手を伸ばすコトすらしなかった。



引きずり出してくだサィ。

もしくは一緒に溺れてくだサィ。

できなければ離してくだサィ。

夢だったんだと忘れてくだサィ。



後を追うコトもできナィまま
死ぬまで呼吸を続けますので。



言ってもイィの??

言ったら終わるの??

言ぃたくナィケド
言わなくてはならナィ。



手が震ぇる。
吐き気がする。

心臓が破裂しそぅで
どぅしても言ぇナィ。