朝起きてホホバオイルでお手入れしようとしたら、容器からでてきませんでした。


朝は忙しいんじゃー(*・ε・*)ムー と少々むっとして見てみると 

凍ってました。Σ(・ω・ノ)ノ!!

寒かったですものね。こんな場合は室温においておけば問題なく元通りになります。

割と寛容な方であったり、そういうものだとわかっている場合はあきらめて違うものでお手入れしたりするのですが、中には逆鱗にふれてメーカーに電話する!という方もいらっしゃると思います。

そりゃ、代替品が手元になければ頭にきますよね。お金払って買ってるんですから。パッケージや能書には書いてあることが多いのですが、そこまで読んで購入する方はほとんどいないので、変化を目にして初めて気が付くもしくはこんなのわかってたら買わなかった、という反応になる。

化粧品の多くは水ものですから、開封すれば水が酸素に触れます。特に化粧品はたっぷりと栄養分(平たく表現すると)が入っているわけですから腐ります。だから防腐作用のあるものを入れたりして良い状態で品質が保持できるように作ってあるのです。

無添加、とか防腐剤不使用とか、できれば自然に近いものを求める消費者の気持ちは理解できますが、意外と信じられない扱い方をしている場合が多いのです。友人宅でもよく目にしますが

化粧品が日当たり抜群のところにならべてある

乳液の蓋がしまってない

髪の毛を巻いた後、クリームの瓶に直接指を入れる・・・(目元の乾燥が気になったらしい)

苛酷すぎます、この状況。防腐剤なしでは水+栄養+酸素の状況で菌が繁殖しないはずがない・・。

あぁ・・・化粧品の管理も人それぞれですから、こちらで伝えたことの解釈だって人それぞれ。

化粧水をたっぷりつけてくださいね。とか、お目元はこすらないでくださいね。とか美容で使う表現は女性特有のニュアンスを汲んでいただくものが多いのです。

メイクルームに朝青龍でも来ているのか?というような豪快な音が響いているのでそっと覗くとデコルテにばっちんばっちんとローションを叩き込む奥様がいたりします。ローションは叩き込むと良い、という知識をどこからか入手していたのでしょう。

人それぞれだなー、と本当に感じますが同時にきちんとお伝えしないと、自分の伝えたいことは正確に伝わらないものだと思うことが多いです。

だからゆっくりお話できる現在のサロンスタンスになったのですが

凍結したホホバオイルを目にしてそんなことを思った月曜日の朝でした。