何気なく見始めた ドラマでした。
新春ドラマスペシャル「優しい音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ〜 」
脚本家の岡田慧和さんが原作に ひとめぼれして15年温めてきた脚本だそうです。
原作があるなら読んでみたいと 本屋さんで買ってきました
しっかり ドラマとタイアップした表紙になっていたので
70ページほどの短編です。
この短編を 2時間のドラマにした脚本家さん すごいです
もちろん細かい設定は変わっているし 膨らませている部分も多くて
ドラマ⇒原作だったので 本はドラマのあらすじを読んでいるみたいでした。
ドラマの方が書き込まれている分 ずっとドラマチックですが
「優しい音楽」というタイトルの持つ 原作は しっかり描かれているように感じました
本には あと2つ短編が入っています。
「タイムラグ」「がらくた効果」
どちらも 70ページほどの作品
小説として読んだら「タイムラグ」が3つの中では1番好きです
見逃し配信 ↓ です。
ドラマの中で 印象的な場面 セリフ たくさんあるんです
その中で 私の1番は
父親の中村トオルさんが
「ごめん・・・・ ごめん 。。。。」
「誰も 悪くないのに...」
と言って 泣きだす場面です。
(因みに ここはドラマでのみ存在する場面であり セリフです)
誰も悪くないのに
それなのに
「ごめん」っていう言葉を口にするひとがいる・・・きっと 優しい人 なんだと思います。
この言葉 特に ここ2年 何度呟いたでしょうか ね
怒りの矛先を向ける相手がいるのは ある意味 楽なんだと思います
誰も悪くない・・・のに って ほんと しんどいです よ 。。。ね。。。
久しぶりに見た 安田成美さん
独特の雰囲気が ドラマで描かれている お母さんのイメージにぴったりでした。
そして 久しぶりに 江ノ電に乗ってみたくなりました w
原作では出会いの場所~「駅」ってなってるだけなんですけど
ドラマの設定が 江ノ電の「駅」なんです
春になったら・・・行ってこようか な^^
そういう 予定をたてないと 心折れてしまいそうな毎日
それがキャンセルになると それはそれで また心折れるんですけど ねぇ
作者の瀬尾まいこさん
映画になった「そして、バトンは渡された」を書いた方なんですね
この本の 短編3つしか読んでいませんが
ふんわり 優しい 読みやすい作家さんだと思いました。
今日で終わる冬休み
なんとか 読書 2冊 www