冬休み中に 本を読もう!と 思ったのに 結局1冊しか読めなかった^^;
「記憶喪失になったぼくが見た世界」
交通事故で記憶を失った18歳の美大生。
家族や自身のことだけでなく、食べる、眠るという感覚さえ分からなくなった状態から、徐々に周囲を理解し「新しい自分」を生き始め、草木染職人として独立するまでを綴った感動のノンフィクション。
事故で記憶喪失になった男性が 新しく言葉や感覚を獲得していく実話です。
ドラマでみるような記憶喪失ではなくて
物事の名前も 行動や感覚を表現する言葉も失ってしまった 記憶喪失
想像を絶する世界です
チョコレート ← これは何?
食べてみて ←食べるって どうするの?
口に入れる様子を見せる ⇒マネする
食べてみる~口の中に広がる これは どういう感覚?
⇒これは あまい と言う感覚の言葉だと知る
米粒 も おかずも ごはんという括りの中にある
ごはんという言葉の中に 色々なものがふくまれる
ETC
赤ちゃんて 成長するにしたがって こういう過程を経て いろんなものを獲得していくのか
それを大学生になった著者が 1からしていく
それを支えていくのは家族であり 主に母親であり。。。
でも 決して 父親不在では無い
母親の手記も挿入されており
本人の記述の所も 母親目線で読んでしまいました
染織作家として今は活躍されているそうで
その作品も いくつか載っていました。
草木染ですが 素敵でした。
きっかけは ↓ 浦井君出演の舞台の原作だったから
“記憶喪失”の世界描くミュージカル「COLOR」に浦井健治・成河・濱田めぐみ・柚希礼音
浦井君 成河さん が Wキャストで演じるそうです。
読みながら 特に 浦井君の声が 脳内変換で聞えてきました。←^^;
浦井君 成河さん どちらも納得のキャスティングですw
母親役は 濱めぐさんは 声が聞こえてきたんですが
柚希さんは ちょっと この役が想像ができませんでした
宝塚のOGさんも こうやって だんだん母親役に移行していくんですね
9月の舞台です。
その頃は 状況が落ち着いていますように