帝劇「エリザベート」感想文~1 | YUNHI My Room

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やっと個人的な初日が開きました~帝劇 エリザベート公演

昨日は e+の貸切公演で 終演後に主役お2人の挨拶がありました。

昨日の公演は 井上君のエリザベート300回出演日だったそうです♪


劇場入口の看板 ~心躍ります♪

席に座ると オケの音あわせ・・・これも又たまらない~♪ 宝塚も このオケの音好きでした^^

それぞれの楽器が出していた音が ピタッと止まって(ほんとに お見事) 

そして 一瞬の静寂・・・で 本編スタート


毎回思うのは 一定水準以上の場合 最後は好み・・・で す。

なので 感想文 です。


さて 何から書いていいのやら・・・とにかく集中~楽しかった♪

6時半開演~25分の休憩をはさんで終演9:45(昨日は挨拶があったので通常は9:35~40)でした。


エリザベートは 脳内記憶に既に色々刷り込み作業が定着しているので

そこを超えていかないと満足・・・にはならないです

昨日の席は2階D11 全体を少し斜めから見る感じですが 隣は通路~見やすくて好きな席でした



☆井上君のトート

う~ん もうね 一言でいうなら一言でいい=満足~☆彡

満を持してのトート・・・いい時期にトートが回ってきたのではないでしょうか

初演の内野さんより 今の井上君の方が年齢は重ねているのだそうですが

持ち味ですね・・・若き黄泉の帝王閣下降臨でした。

身体 鍛えたかなぁ ? 大きく見えました。

立ち姿 立ち振る舞いに品があるから マントを翻して後姿で去っていく所なんて

・・・ ほんと垂涎ものです。

周りは年齢を重ねていきますけど 黄泉の帝王閣下は人間じゃないですから

時間を超越して存在しているわけです。

ラスト やっとエリザが 自分からトートの胸に飛び込んで 腕を絡めてくれる時

その年齢を重ねたエリザで どれだけの時間 トートがエリザを待っていたかが よく判る。

エリザを棺桶に収めるラストシーンの演出が好きじゃなかったので横たえるだけの今回は好きです♪

あ・・・ラストに ルキーニは要らない・・・←^^;

それと声が・・・途中で あれ 今日って井上君だったよね?と思ってしまうくらい

私の中の井上君の声じゃなかった(いい意味で裏切られたっていう感じ)

歌唱法変えたのかなぁ・・・

エリザの花總さんと 声も 並んだ時も よくあってました♪(これって やっぱり大事)

私の場合内野さんのトートがベースにあるのですが

内野さんは演技力と声の色気で歌唱力不足を補ってた

井上君は ・・・完璧 ←^m^あせる

衣装も今回は そこまで デコラティブじゃなかったような気がします。

だから 帝王閣下に 貫禄や重厚さは今回は求められていないのかなと ・・・

トート役者の持ち味もありますしね



☆花總さんのエリザ

奇跡の○○才ですから・・・登場シーンで その魅力をいかんなく発揮です。全然無理してる感が無い^^;

わたしだけに♪←エリザの見せ場です~ 声よく出てました。

宝塚初演の歌唱が脳裏をかすめ ああ進化してるって そう想いましたよ^^

1部のラスト Theエリザベートの白い衣装での登場は まさに圧巻 

花總さんのエリザは 実在のエリザベート(知りませんが^^;)って こんなだったんだろうな って そう思えるんですよね。

一見たおやかで でも その実 絶対に譲らない強さをもっている

1部に比べると 2部のエリザベートは少し物足りなさが出てきちゃいました。

私が踊るとき♪ トートと丁々発止で渡り合う その強さワクワク感の盛り上がりが今ひとつだったかな

思うに 花總さんは男役サンとあわせた時に ちょうどいい加減なんではないかと

男の方を相手にだと 強さを表現する時の加減が 少し緩い 淡白かなぁ・・・と

どこまで その加減を好むか・・・ではあると思うのですけれど ね

カーテンコールで エリザベートがラストに出てきて ああタイトルロールだったって思うんです。

井上トートも そこまで あくが強いわけではないから 2人のアンサンブルはいい感じなんですけど ね

もちろん  絶賛なんですけど 大絶賛までいけない というか

一路さんベースで観てしまうと そこを上塗りするまでではなかったという印象です。


役を演じる上で 持ち味って大きな要素ですよね

韓国で観た時のエリザベートは皇后に見えなかった・・・気品不足・・・

これは歌唱力をもってしても拭えなかったですねぇ



でもってステージの真ん中で スポットライトを当たるにたる人って いるんだなと思ってしまいました^m^

2次元より ずっと見目麗しい3次元を体現している お2人でした☆彡

 

LIVEと違ってミュージカルは受け身ですけど

終わった時の充足感は 今回のエリザベートも 間違いなく特級品です


(続く)