昨日は午後からためらいながらも、近くの神社まで散歩に出た。

断食中なんども行きたいと思っていながら、なかなか決心がつかなかった。

「途中で気分が悪くなって、歩けなくなったらどうしよう。」そんな不安からである。


少しためらいながらも、服を着こんでおさい銭と携帯電話を確認してから、いざ出発。

歩きだしてみると不安とは裏腹に足取りが「軽い」・・・「なんだ?こんなに軽く歩けるんだ。なら、もっと前に出てみるべきだったかも」

もちろん、断食中は断食の進み具合で毎日体調が違う。一概に昨日以外の日も「軽」かったかどうかは疑問であるが・・・。


神社へは、それを使わないで入る道もあるのだが、私はいつも敢えて70段以上ある石段を登る事にしている。この石段がとても急で、途中で足を踏み外して落ちようものなら下まで一直線である。ただの怪我では済まない。

うちのさくら組さんは四つん這いになって、登る。


この階段もさほど苦にならない。


お参りを済ませて、小学校の前を通って帰って来る。

まぁ、20分程度の散歩だ。

でも、久しぶりに「外に出た」という感じ。もちろん、妻やチビたちの送迎で一日の内に何度も外には出るのだが、それとは少し違う感じ。

なんとなく外気と陽の光を浴びて気分もいい。


昨晩はほとんど断食中であることを感じることなく、チビたちの「夜のお世話」ができた。終末効果?だろうか。


今日も、もう少し暖かくなったら神社まで散歩に出るつもりでいる。

今晩からはいよいよ回復食に入るが、もちろんいきなり無理はしない。前断食の最後のメニューとほぼ同じ、「雑炊とお豆腐一切れ」を考えている。

と、いって今の自分はそれを待ち望んでいる訳でもない・・・不思議である。