毎年の事なのだが・・・

何故か年末、それも後二日・三日でお正月というタイミングでというか・・・

妻の仕事納めに合わせてという感じで、妻のいつもは「眠っているエンジン」に火が入る・・・。


朝の3時ごろまで一人で黙々と「大掃除」を始める。

今回はそれを予想して私もクリスマスの三連休あたりから、施術の合間を見ては庭掃除、植木の剪定、難儀な階段の出窓の掃除、風呂のカビとり、を順次計画的に行っていたのだが、妻の期待には全然添えないようで・・・。


まぁ・・・この時期、トゲトゲのぶつかり合い、小競り合いが頻発する。


で、今回の年末の「特筆すべき」のひとつは・・・大いに「捨てまくった」事である。

年末3~4回あったごみの回収日に「ゴミ」を出した事、出した事。最後の30日は、早朝何時まで掃除をしていたか分からない妻に代わって、八時半ごろか1時間かけて大きなゴミ袋を何袋も一度に2~3個抱えながら、ゴミステーションまで何往復もする有様。

お陰で久しぶりに少々筋肉痛気味に。


ステーションは我が家のゴミだけで、見る見る「山」になっていった。

ここ何回かの収集日ごとの「狂ったようなゴミ出し」にご近所の方も呆れていたかも・・・。


そう言う時の妻は、いつ寝て、いつ食べているのかも分からないし・・・

もちろん、この時期の食事は「昼」も「夜」も私が作り、今年はその上「食後の後始末」も全部私がした。


ピリピリしている妻に・・・

食事の度に「食べる?」と、聞くのもなんか気まずい感じなのだ。

聞いたところで大概、「あたしは、いい。」という無表情なツレナイ返事が返って来る。


かえって31日の朝なんか、チビたちの朝食にと冷蔵庫にあるもので工夫して「ナンピザ」を作り、そのついでに・・・

「食べる?」と聞いて、起きたての不機嫌そうな妻が「アッ、食べる。」と

ぼそりと言うその「一言」に、なんか救われたような気分すら感じる。

で、ナンピザとサービスにコーヒーまで淹れてどうにかして妻に取りつくろうとする自分が、なんとなく哀れにも滑稽にも感じる。


まぁ、多分というよりも確実に妻のほうが頑張ってる一週間なわけで、その点は日ごろ怠惰な旦那も十分反省しつつ・・・自分も頑張らなければと思うのだが、でも時々こちらとしても癇癪が落ちそうになるのを押さえられない、堪えて理解しなければならないとその辺の事だけは分かっているつもりなのだが・・・。なかなか、難しい。


まぁ、「日ごろの行い」というかここ15年の彼女との「お付き合い」で私の評価は最低に低いのは確かだ。最近ではその失地回復に躍起になってはいるのだが、一度失った信頼はそうたやすく回復しないのも世の常である。

家族はやっぱり仲良くしたい・・・と、この頃やっと思い始めている。

まぁ、御しやすいチビたちの「父ちゃんの評価」をまずは固めてから!

と、思っているが妻の「頑なさ」がゆるむことは・・・残念ながらこの先あんまり期待はできないかも。


で、31日の夜は7時半からいそいそお出かけで・・・

帰宅されたのは元旦の午前7時を過ぎていたような・・・。


年越しライブではじけておられた様子。

「まぁ、よく頑張ってくれました。楽しんで来て。」と送りだした時の妻の顔は、まんざらでもなかったかも。


私とチビたち3人は、年越し蕎麦をたらふく食べて、「ゆく年くる年」を見て、それから近くの神社まで早々に初詣。

チビたちが寝たのは午前1時を回っていた。


元日は午後3時ごろから兄弟や従弟が集まっての「新年会」がついさっき終わって・・・

慌ててチビたちの歯を磨いて、風呂に入れて出てきたら11時半前。


そこから今朝、午前様で帰って来てから、働き詰めの妻も

「お風呂は入らない。子どもたちがお風呂から出たらすぐに出発する。」と言っていたのだが・・・

さすがに「やっぱり入る。」でカラスの行水・・・。


で、午前0時過ぎに静岡県の実家に向かって3人で出発。


寝不足で本当に大丈夫なのか、かなり心配しているのだが

「遅くなっても、着いたらメールだけは入れて。」

で、チビたちも機嫌よく出発。


正月三が日も、人(会員さん)の出入りと遠隔施術が結構入ってはいるが、妻が頑張ってキレイにしてくれた家で、少しは「静かな」お正月を過ごせるかなと思っている。