土曜日・日曜日と横浜錬成会、頑張って来ました。

二日間話し続けて、声は枯れるし、体力もとことん使い果たした感じです。


実際に「整体のプロ」の方々の前で、施術法を開示しながら、デモでは実際に参加されている先生たちの腰痛を始め、手首の痛み、首の症状、背中の痛みなど様々な「症状」に対して、説明をしながら5~6分のデモで改善を見せていく訳ですから、毎度のことながらかなりの「プレッシャー」です。


実のところ・・・ホントは「デモ」なんかしたくはないんですが、今「説明している技術」が実際に「どれほどの効果」があるかをお見せするには、デモは欠かせない訳で・・・。で、みなさんが「プロ」だからごまかしも効きませんし(苦笑)。


で、ルールとして「デモは、今説明している技術のみを使う」と言う自主規制をかけているので、施術室のように自由気ままに様々な技術を使って治すという訳にはいきません。「ストレス消去法」を教えているときにはそれだけを使って、手首の痛みであれ、首の症状であれをデモして見せます。

つまり両手、両足を縛った状態でデモをする訳です。


でも、「デモ」は失敗してもわたし的には、それほど「痛くも、かゆくも」ない訳なんです。施術室では、間違いなく「高確率」で施術は成立するのですから・・・。でも、躍起になってデモを成立させていく訳は・・・。


これはよく錬成会で言うことなんですが、

「デモが、成功しようが失敗しようが実のところ私にはあんまり関係ないんです。でも、参加されているみなさんにとっては違います!デモが、うまく行く事を実際にその目で見、現場の空気を感じるからこそ、この訳の分からない施術法に信を置くようになるんです。

ですからこそ、私は冷汗かきながらも一日中、『はい!どこか痛い人出て来てくださいね』、なんて言いながらデモを成立し続けるわけです。」


つまり、これも錬成会でよく話す、「場の理論」の錬成会的応用なんです。

その現象を「デモ」で徹底的に記憶に刻み込むことができれば、自分が院に帰って患者さんを施術するときにも、説明を聞いただけでやってみるより、数段施術結果が出やすい訳です。つまり、「施術場」の考え方です。


まぁ、そう言う事で、二日間錬成会で話し続けて、デモし続けると肉体的だけではなく、精神的にももうクタクタです(苦笑)。


これで年間30日以上に及んだ主要地域錬成会も今年度は終了です。

来年は、今年以上に「根づき始めた」地方の錬成会に「チカラ」を入れていきたいと思っています。