怒濤のスケジュールのさなか、
行かないと決めていたのに何故か気になり、
遅れても来ても良いとのお言葉に甘えて、
ノコノコ出掛けた国技館。
(やはりハード過ぎて、その後一週間寝込む)
パーソナルカラー:スプリング
判定直前に買ってしまった、
オータムカラー『花織り濡れ描き染め』
の単衣の着物。
まだしつけも取っていないのに、
単衣は6月と9月だけしか着られないので、
この機会を逃したらまた来年
そうなる事の無いように
そもそも、何故このような世界に足を踏み入れるようになったのかは、また今度
名古屋も絡んでいるのが不思議
2年前からの初心者なのに、着る時期も短い
こんな着物を手に入れる事になった理由は
それはもうピンと来たらまっしぐら
2020東京オリンピックの前後に来日される世界中の皆さんへ
世間を着物でウロウロ
日本文化をご紹介
勝手にセルフプロジェクトを掲げて実施中
最近は友達との集いに着て行っても、後で
『ごめんね、今回着物に触れられなくて~』
と言われる程、一人普通に登場
折角なのでオリンピック前後の単衣の時期にも着られる着物が無ければいかんと、
自分サイズにきちんとあつらえ、お気に入りのを見つけたつもりでおりました。
なのに、まさかのパーソナルカラー自己判断
長年の思い込みで、くすんだオータム
それに合わせる帯購入の決断に、当日お見立てゲストの美川憲一さんには、思いがけない機会を頂く事になった写真がこちら
パーソナルカラーが、淡い色限定のスプリングだと言っているのに、見つけてしまったこちらの帯。
裏のモダンストライプ
のクリアさが、
集めてしまった手持ちのドンヨリ着物に
気持ちをアップさせてくれるかと
目に付いたのは確かでしたが
もう
元々このToo Muchな更紗柄が大好物
地紋の光沢が、見る方向によって
黄金、蛍光、玉虫に変化する特殊生地
濁ったオータム色に見えて、
実は鮮やかなグリーンやオレンジに
浮き立って見える、葉の織り柄
実は、こちらのオータム色の着物と今回の帯も並んで写った、
オリジナル半被に蝶ネクタイ
太田敬春先生の濡れ描き染めのお作です。
先生の「帯締め染め付け体験会」(まあ客寄せイベント)が、大学被服学科OG会の催し「友禅染半襟染め付け体験会」(についてはまた)とのタイミングが合いすぎて、それもご縁と流れで、こちらの着物も敬春作のあつらえでした。
でも、その後濃いめオータムの着物を買って落ち込んでいた事も伝わって、暫くご無沙汰していたのですが
近頃、濁りの無いスプリングのような色の着物は見当たらず専らリサイクル着物で探す日々
色見本があったら、その色で染めてあげますよ~とのお話も出ていたそうなのですが、
何となく出掛けてしまったこの日は、色がパーソナルカラーだわと買っておいたリサイクルの作り帯、500円也
まあ、またすぐに買う訳にもいかないし
最後まで会場を見て回った後、やはりいい帯、素晴らしい仕事これも出会いと、
自分にとっての付加価値を付ける為、
美川さんに背中を押して貰えたら、踏ん切りが付きますーーー
と、無理やりお声掛け
すると、
『あらなに、この着物いいじゃない』
『 先生のお着物なんですーーー 』
(と、先程の写真)
『でも、でも、実はこの着物に、敢えての
この更紗模様はいかがかと』
と、お伺い
そしたら、まさかの
『そうよいいわよこっちがいいわ』と太鼓判
見ると、趣味が似てるかも(帯が)
最後の写真の着付けの先生方、他、社員の方々で大きな円陣となりまして
(イベント要員?)女性の呼び出しの方の大きな掛け声で、三本締めを頂き、
美川さん、『随分、大きな声だこと』
とは、いつもの毒舌風ながら、
私へ向かって、『でも、ホントにいい買い物だったと思えるから、良かったわね』と
言って下さり、だだの付き合い、仕事だからの感じではなく、とても素敵な方でした
そして、最後の写真、何となく皆さんもホッとした表情色々難しいお客でしたので
とてもいい写真で記念になりました。
お着物ストーリー、この最後から遡って少しずつ記録しておけましたら
ちなみに、お着物コーディネート、
関西では、着物と帯は、コントラスト配色。
関東では、同系グラデーション配色を勧められるとの事。
帯のお仕立て、上がりましたらまた
でもでも、実は
この帯にピッタリだと店長さんと盛り上がったのは、それもまだしつけの付いたまま混迷していた
『濃い茶色の(暗い所で光る)
東京スカイツリー柄』の着物
どんだけひとり東京五輪特需なんだか
一生に一度を、観戦チケットに注ぎ込むか、
お着物にするかという違い
本来の自分らしさにやっと行き着く記録まで☆