最近は、慣れないにも関わらずパソコンで作業したかったりします。
よって、非常に効率悪いです。

さて。

春になると知り合いが遠くへ旅立ったり、帰ってきたり、新しいこと始めてみたり…。

まあ、今年は僕もその一人なのですが、環境に慣れるまでと、3,4月はあまりライブをしていなかったのですが、
なんとなく過ごしているだけでもちゃんといろんなものを見て、感じますね。

テレビで悲しい話をとりあげてみたり、近所のおばさまの悪口を聞いてみたり、大好きなラーメン屋さんのご主人がいつの間にか辞めてたり。

地元に帰ってきた日、八戸駅から電車で最寄駅まで乗ってきたのですが、
以前僕が住んでた地元の駅を通過した時、ホームに寂しそうな或いは何か物思いにふけたような顔で空を見上げるおじいさんがいました。その日は快晴だったので眩しそうにしても良さそうなものだったのですが、何か深い考え事をしているようでした。

しかし

よく見るとおじいさんの手の先にもう一つ小さな指が辛うじて引っかかっていました。
お孫さんでしょうね。

「しかし」と言ったのは「そのおじいさんは幸せなんだ」と僕が勝手に判断したせい。

一見寂しそうな表情に見えたけど、大好きなお孫さんとお出かけしているのだから、幸せに違いない、と。

その時、そのおじいさんに対し「あなたは幸せなのですよ」と言う想いと、
「きっと幸せなことを考えていると信じてみよう」という自分への想いが湧き上がりました。

いずれにしろ、なんて勝手なんだと深々思いました。危険です。
ただ、自分と比べるというより自分を顧みるという情報処理の仕方だったので少し安堵した処でした。

欲深い人間にはなりたくないです。
足るを知る人に。あまりにも物が多すぎて、しかも媚び過ぎてて、周りも周りで翻弄さてて気持ち悪くなる事が増えてきました。

そのおじいさんを見てたら、
新しい曲ができました。