吉原彼岸花-久遠の契り- 真相感想 | ななおとゲーム雑談

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『吉原彼岸花-久遠の契り-』

真相√の感想。





以下ネタバレあり感想。









真相といっても、

時雨√からの派生なので、真相時雨√みたいな感じ。

まぁ、大体は惣一郎√で、時雨が何をやったか大まかに分かった状態なので、

それを補足する感じであるのと、

どうあっても時雨√なので、惣一郎が不憫である魂が抜ける

そして、真相√プレイする前から、惣一郎√で糸里が亡くなっているのは分かっていたから、もうプレイする前から嫌な予感しかしなかった昇天


全ての元凶は、時雨の両親のせい。

時雨をあんな風にしてしまったのは、彼らだから。

そして、時雨の心を支えてくれる人が、その時に誰か一人でもいたら、時雨も、凛も、惣一郎も、時雨に巻き込まれた人たちも、因果に関係なく、違う未来があったのかもしれない。

だから、時雨の境遇を考えるとホントに悲しい。

虐待、育児放棄…それが当たり前の日常で、親からの愛情を全く知らずに育ち、無表情で人形のようだった時雨。けれど、初めて温かい感情をくれたのが凛だった。

ここまではいいんだけど、

そこで凛の事が「欲しい」と思ってしまった。

愛情を全く知らずに育ってるから、家族っていう愛情が全く分からない。知らない。

凛の側にいたかっただけなのに…やり方めちゃくちゃ歪んでる昇天

だから、あんな方法をとって凛を側に置いた。

時雨は、とうの昔に死んでいたようなもので、凛が側にいれば、自分が人であるように思えた。

夢を見ている状態というか…。

全ての真実が晒される時の覚悟(誰にも邪魔されず死んで幕を引く)はずっとあったと思う。

時雨の事を考えると複雑なんだよなぁ…

けれど、

はっきり言って、どんな理由があるにせよ、

時雨のした事は許される事じゃないし、

凛のような特別じゃない人からすれば、

巻き込まれて死んでしまう事になるなんて、絶対に許せない。

後ろ暗いという意味では、同じように闇の中にいる惣一郎もだけど、彼の闇とはベクトルが違う。

二人の原動力の中心には凛がいて、その激情は似通っているけど、全然違う。

凛のように10年という一緒に過ごした記憶もない私には、時雨の事はどうしても好きになれない。

記憶がなかったのもあるけど、時雨のした事を聞いても、長年過ごした温かい記憶も情も確かにあるから、時雨の事をほっとけないと言うのも分からなくもない。10年は長い。来世で…っていう結末が一番納得がいく形だなって思った。


これにて、吉原彼岸花終了ー。

次、何やるかなー。