楽しかった、中学校卓球部
我らが卓球部は県内でも強豪校に入り、九州大会にも出場したことがある
しかし、先生が厳しく、ビンタや空気椅子、何故か３キロマラソン（卓球に関係あるか?）などetc
しかし、厳しいだけでは、強くなれないのが世の常だ
強い日本刀は火入れはもちろん、その冷やすタイミングこそがキモである
もちろん、我が卓球世代も戦いましたよ
顧問とね
顧問がいなくなるや否や
光の如く教室に移動
当時流行っていた、ゲームボーイやポケモンカード、ハイパーヨーヨーなどに興じ
廊下に立たせたスパイという名の後輩からの
「先生来ました」
の一言で即座に卓球台に移動
「おっしゃー、おらー、集中しろ」
アカデミー賞ものの迫真の演技を努めたものだ
その緊張感こそが強き我が校の礎となったことは言うまでもなく
ただ、この歳になり、ふと思う
もっと真剣に球に打ち込んでいたのなら、全国の扉が開けたのではないか···
いや、過去を振り返るのは
ここまでとしよう
東京オリンピックよりも暑い青春
たしかに、それは存在したのだから
