自分の備忘録として ブログに残します。


【2018年】


認知症の初期 母がデイサービスに

週1回行っていた頃の話に戻ります。



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私の母というのは、父の仕事のサポート

をしながら家の事(掃除や料理)

を良くしていました。乙女のトキメキ


朝 仕事をしに実家に行くと玄関周りを

掃除している母の姿があり、

家中を拭き掃除して、

キッチンも毎食事が終わると磨き上げ、

夕食後またリビング周りの拭き掃除。


夕食後も父の仕事をサポートして

じっとテレビだけを見てるのは

なかったです。

テレビを見るのはアイロンをしながらかな。


そんな母が認知症のはじめに

「なんか、何もかもやる気が出なくなった」

という時があって、


私がそれに対して


「いっつも頑張りすぎやから、

ちょっとは手を抜いたら」とか言ってたけど、


母は認知症の初期には

全く掃除はしなくなり、片付けもせず

料理も同じ料理ばかり作ったり、

でも、買い物は行くので物はたまるし

父が私に一緒に家を片付けて欲しいと

言ってきました。


私は母と違い、

掃除は毎日しっかりはしたくない。

いかに楽に日々過ごせるかと思ってる。口笛

(自慢にもならないが爆笑)

楽をするには、物を買わない。

必要な物しか持ちたくない。

物が減ると掃除がしやすいので。


部屋におしゃれな小物を飾ったりとかも

憧れるけど、埃の掃除が面倒くさいチュー

ので極力飾らず、新居によんだ友達に

ミニマリスト?っと言われてました。

ミニマリストではないけど、

必要以上の物に囲まれるとイライラします。

(無性に捨てたくなる)

粗品もティッシュ以外は断ります。


父に頼まれて 実家を断捨離する事にしたけれど

想像以上に物が多かった。


頂き物のタオルやら食器が箱のまま

放置されていた。

(古いタオルは処分、新しいタオルは

メルカリ、食器もメルカリ)

お土産物の人形やら、誰かの手作りのポーチ

とか大量。(人形は後にまとめて供養に出した。

手作り品は謝って処分)


母も父も基本 物を捨てるのには

抵抗がある。服もスーツも着ないのが

いっぱいだった。

綺麗な時代遅れの服は、意外にメルカリで

昭和レトロとして売れたし、サイドテーブルの

家具も綺麗な状態だったので、

昭和アンティークと書けば売れた。


母は小柄でオーダーの服が多く

値段が高かったし手放せないと言ったけど、

鏡の前で

ロングコートを羽織った時に

背も低くなり、

昔よりずり落ちたロングコート姿の

自分を見て 涙が出るほど笑っていた。泣き笑い

二人で大笑いをして、

でももったいないからメルカリね!っと

預かる。

儲かったお金を母に渡すと喜んでいた。

メルカリって本当に有り難い。

実家はずいぶんすっきりとした。


認知症になると、できないことが

増えていく。

でも、後々実家を賃貸で貸す事になって、

キッチンを掃除した時に、15年も使ったと

思えないキッチンを見ると、母が掃除を

頑張ってくれた証のようで嬉しかった。


服の整理で母と大笑いした事

楽しかった良い思い出。