自分の備忘録として ブログに残します。
【2019年】
正直イライラしていた。
不安もいっぱいで、
介護にうまく対応できていないと
わかっていた。
自分の時間が無くなるのも、
自分の自由がなくなるのも嫌だった。
私の1日は、
朝 家の用事をして、
8時半頃 母のデイサービスの
用意(お風呂に入るので着替えとか)を持って
実家に行き 母を着替えさせる。
デイサービスのお迎えが9時半
実家で事務仕事
買い物をして自宅へ
16時半にデイサービスで帰ってくるので
実家に行き待機
兄か父が仕事から帰ってくるのを待ち
帰ってきたら 自宅へ戻り夕食作り
夕食を実家に持って行き 片付け。
母をパジャマに着替えさせて 自宅へ。
自宅で夕食の用意。
の繰り返し。大雨でも雷が鳴ってでも
行っていた。
唯一のデイサービスがない日曜日は
母と買い物に行ったり。
贅沢なぐらいデイサービスを利用してても
しんどかった。
時間を気にする毎日が嫌だった。
それでも、母は自分が介護されている
感覚がないので、自分の仕事である
夕食作りやらを私に取られた
と思って 感謝の言葉はない。
認知症になる前は「ありがとう」を
よく言う母だったのに、
私が褒められる事を
すごく嫌がった。
親戚の叔母が
「ゆなちゃんがいて良かったね。
よくしてくれるね。有難いね」と言うと
「それでも あの子は図々しい」
「怖いでこの子」
「剛(兄)、兄は優しいねんで」
とか、そんな返事が当たり前だった。
感謝もされず、お金も取られ、
デイサービスや介護の手続きは
全部私がしていたし、時間も取られた。
家のこともやる事はたくさんある。
デイサービスのスタッフさんに
「もう、違う世界に行った人と思わないと
こちらの常識とは違うので、
1つ1つが理解できず腹が立ちますよ」
と言われた。
不満を主人に言うと
「お母さんと思って、もう接しない方がいいよ」
と言う。
思わず
「私は 私のお母さんだから
世話をするのに!
お母さんじゃないのだったら
やめたい!」
と泣きながら叫んでしまった。
多分 デイサービスのスタッフさんも
主人も
「認知症になって、もう昔のお母さんとは
違うのだよ。」
と言いたかったと思うけど
私の頭が追いつかなかった。
認知症になっても、
時々だけど、
昔の母になる時があって
言葉とか、振る舞いとか、、
そう言う 嬉しい一面と落胆、
それに気持ちが負けないように
出来るだけ 明るく
面白く日々を過ごしたい、
そんな無理が私を疲れさせていた。