タパス、サン・ジュゼップ市場 と食べ物系を紹介してきましたが、紹介漏れのものたちをご紹介☆


まず、今回巡りあった私的ナンバーワンワイン♪
yunのブルーミントン日記 リベラ・デル・ドゥエロ、2010年。

2010年はリベラ・デル・ドゥエロの当たり年だそうです。

勝手に表現すると・・・超私好みのサンジョベーゼの様な味(分かりにくい!笑)

レストラン価格で18ユーロ。

ソムリエさんお勧めという事で頼んでみたけれど、実際に美味しかったなぁ。

マイナーな作り手のようで、その後色んな酒屋で調べてみたけれど見かけられなかった。


スペインのワイン法は結構ややこしく、かつ割と保守的な所が残っている。

「保守的」と称した意図は、まぁ簡単に言うと一昔前の常識であった、「赤は樽で寝かせれば寝かせるほど高級&美味しい」という感覚を残した区分けがされている。


7つに分けられたレベルの中で上位4レベルまでのワインは全て、

クリアンサ、レゼルバ、グランレゼルバ と分けられ、右に行く程熟成期間が長くなる。

つまり、右に行くほど、一昔前の常識で言うと「美味しい」ワインになる、値段も高くなる、という事だ。


ただ、醸造法の発展や人々の好みの変化により、近頃は必ずしも「長く樽熟成をかければ良い」というものでもなくなってきている。


実際、これもクリアンサだし、今回の旅では私は美味しいレゼルバやグランレゼルバには出会わなかった。

(比較的値段も高くなるのであまり飲まなかったっていうのもあり、かつ私はスペインつまみと飲むなら俄然酸味の効いたタンニン控えめのものを好むってのもあり。 もちろん世の中にはいっぱい素晴らしいグランレゼルバはあると思います。)



さて、次。

面白がってリオハの新酒を飲んでみた。
yunのブルーミントン日記 テンプラニーリョの新酒、どんなもんかな~?と思ったら。


・・・はい、ボジョレー・ヌーボーでした。


以上!



そして次。

今回の旅で地味にハマっていたのがシェリー酒。


yunのブルーミントン日記

ワインの勉強をしていた時、先生が

「もし、無人島にワインを一本だけ持っていくなら私はシェリー酒を持っていきます」

と言っていたのが印象的だった。


きっと世界中の超高級ワインを知り尽くしているだろう先生が、

「えー??そう来るか?!」

という感じで。


今まで特に興味のなかったものなので詳しくはないけれど、

今回のスペイン旅でちょっとだけ先生の気持ちが分かった気がした。


シェリーには甘口辛口等々色んな種類があるが、今回言及するのはフィノとかマンサニージャとかの辛口タイプ。

とにかく後味サッパリ、何にでも合う、つまみ無しでもイケる、食欲も沸く。独特の香りも私はOK!

まさに万能の酒!!

ボトルを空ける、という気にはならないけれど、毎日一杯、どんな気分の時でも楽しめるお酒だと思った。


もうちょっと日数があれば、ヘレスまで足を伸ばしてワイナリーを見てみたかったな。



ここから食べ物。
yunのブルーミントン日記 チュロス。実はスペイン(もしくはポルトガル)発祥らしい。グラナダにて、地元の人の真似をしてホットチョコレートに浸して食べてみた。

本場のチュロス、ディズニーランドのものとは違い、チュロス自体に甘みは全くない。



yunのブルーミントン日記 チョコレート繋がりで。

カカオ・サンパカというチョコレート屋さん。

行ってみてビックリ、客の9割を日本人が占めていた!!!

パルミジャーノ味とか、スパイス系とか、面白い味のアソートチョコレートのセットを購入、道中大切に食べた。



yunのブルーミントン日記 ガスパチョ。寒い中食べるものじゃないけれど、やはり押さえとかなきゃね;



yunのブルーミントン日記 クレマ・カタラーナ。これもやはりカタルニア地方に来たからには食べとかなきゃ。



yunのブルーミントン日記 とりわけ後のパエリヤ(笑) 何度かパエリヤは食べたが、どれも日本基準よりかなり塩辛い。 

このパエリヤは、肉系、魚介系、野菜系の出汁が濃く出ていて美味しかった。



yunのブルーミントン日記 グラナダにはアラブ街があるので、モロッコ料理を食べに行く。 クスクスって食感が優しくていいですね。



yunのブルーミントン日記 田舎に行きたくて、レンタカーして訪れたアルブハラ地方(グラナダから車で二時間程)の村のレストラン。

メニューの絵がちょっと怖い・・・



yunのブルーミントン日記 小さな村で、ここしか開いてなかったから入ってみたレストラン。予想に反して超美味しかった。



yunのブルーミントン日記 窓からの景色。



yunのブルーミントン日記 山のチーズ!って味のチーズに、ハム類。



yunのブルーミントン日記 ヒット作は、生ハムとアーティチョークのこの一品。

アーティチョークがめちゃくちゃ柔らかく煮てあって、生ハムの塩気と合う合う♪

生ハムに火を通してしまうなんてなんと贅沢!




次はボチボチ観光記録でも綴っていきます。