イタリア滞在している7月中、偶然にも二年前に一緒にイタリア料理修行してた仲間数人と会うことが出来た。
二人、別個に旅行で来ている子がおり、一人はイタリアに残留して3年目、まだ現地で働いている。
旅行&イタリア人友人の結婚式出席のために来ていたYちゃんとは数日間、懐かしのピエモンテ地方を旅し、通ってた学校に行ったりお互いが働いていたレストランに食べに行ったりした。
そして知人の社長さんと謎のセレブ旅をしていたM君(注:ゲイではありません。例え社長♂と二人でフェラガモホテルのスイートに泊まっていようと・・・。)とは、ローマでちょろっと合流。ローマ近郊のワイン産地、フラスカーティを訪ねたり、ローマで飲んだり食べたりした。
M君と言えば我らがエノテカ206の店長。
何だそれ?
という感じですが、二年前、学校の寮で二ヶ月共同生活をした際、M君が暮らす206号室にて毎日皆で飲んでいた事に由来。
毎日つまみやらワインやらを手配してくれる店長役がM君だったってわけ。
M君は酒の知識も料理の知識も豊富で、トークも全く周りを飽きさせることがない素晴らしき店長である。
時に、財布やらパスポートやら自分の全財産が入ったバッグを店のトイレや席に忘れる事があったり、道案内を任せると真逆の方向に案内されたりもするが・・・ご愛嬌である。
ま、そんな彼と二泊ご一緒するという事で、エノテカ206@ローマをしよう!と我々はアパートメント形式の宿を手配した。
小さいけどフル装備のキッチンが付いているので、M君に思う存分に料理をしてもらえる。我々、食べて飲むだけ(笑)
持参のコックコートを着て料理を振る舞ってくれるM君。
アンティパストには
レバーを二種類。
プリモはウサギのラグーのタリオリーニ。
セコンドは鴨のバルサミコベリーソース。
いやー!!!うまかった!!!
T氏と悶絶しながら食べました。
いいですね、外出して帰宅して、ちょっとパソコンとかいじっている間に素敵な料理が出来上がってるって!!
空いたワインは総計5本!!
ピエモンテの大手、Fontanafredda の泡、
日中遊びに行ったFrascatiで買ったDOC Frascati、
M君が2年前に働いていたトスカーナのレストランが作っているワイン、
Brunello di Montalcino、
そして前の人がアパートに残してあった安い赤ワイン。
エノテカ206@ローマは深夜2時まで続き、楽しく美味しく飲めました。
日本で将来店を出す時、店名の前に小さく”エノテカ206”と入れる予定だ、とのM君の話。
何かいいね、嬉しいね。
きっと皆が美味しく楽しい気持ちになれるような店になるんだろうなと思います。
頑張れM君!!