さ、長々と書いてきた年末大冒険シリーズですが、これでやっと終わります。
旅行記を書くのに飽きてきた感もあるこのごろでしたが、「書くなら一気に書いてしまいたい」と、自分の中にほんのちょっとだけ存在するA型が現れ、丸一ヶ月程かけて書いてきました。ふー疲れた。
今回はステイしたホテルについて&つれづれ番外編。
今回、私たちはディズニーワールドホテルの中では一番安いホテルに泊まった。
とーにかく広いディズニーワールド。
ホテルだけでもいくつもあって、各ホテル⇔パーク間は頻繁に無料シャトルが運行している。
とても便利で、ディズニーだけを楽しみたい人だったら車で来る必要はない感じ。
私たちが泊まったのは、Disney All Star Music Resort という所。
イメージは・・・
「巨大なモーテル」。
とーにかくデカイ!!
一体何人収容しているんだろう??と思うようなホテルで、広大な敷地の中にプールが二個、食堂、ゲームセンター、そして二階建ての「長屋」を彷彿させるような部屋がドドドー!!と並んでいるのです。
これ、プール。温水プールなので寒い日も入れます。まぁ入らないけど。
All Star Resortには、Music館の他にSports館、Movie館がある。多分3つとも同じような作りなんだろうけど、Music, Sports, Movieがそれぞれテーマになっているようだ。
Music館のロビーには、歴代歌手の写真がずらり。 Bob MarlieとかMicheal JacksonとかBeatlesとか。
写真だとあまり分からないけど、巨大な食堂。 もちろん売っているのはハンバーガーやらポテトフライやらピザやらのジャンクアメリカンフード。
巨大なディズニーワールドで車がない人は三食全てディズニーにお金を落とすしか無い。。。
で、パークでご飯を食べなかった人は、ホテルのこの食堂で、パークに売っているようなものと同じ内容のものを食する事になる。
ここ、びーっくりする位いつも大盛況だった。
日本のディズニーランドホテルだと、きっと皆、「朝一でパークに入る!」を目標とし、ホテルでゆっくり朝食など食べないだろう。
できるだけ沢山のアトラクションに乗ろう!と、昼食の時間も惜しんだりするものだ。
でも、アメリカのディズニーは、 パークがそこまで混んでない&客はリゾートに来る感覚で長期ステイする ためか、みんな朝もゆっくりしてるし、
「ちょっとパークからホテルに帰ってきてゆっくりお昼寝(&もちろんおやつ)」っていう人もいる。
よって、この食堂はいつでも大盛況。
ディズニーワールドは全体的にものすごくシステマナイズされており、
ホテルのキーとして渡されるカードは、そのままパークの入園券としても使え、さらには自分のカード番号を登録しておくとクレジットカードとしても使えるのだ。
なのでディズニー滞在中は現金を持ち歩く必要がなく,これはめちゃくちゃ便利だった。
ミッキーやらミニーやらに混じって、
「一般人」
を乗せた乗り物が通る。
これらの「一般人」がどのようにして選ばれるのかは謎だが、皆嬉しそうに沿道の人々に手を振っていた。
・・・これ、日本だったら罰ゲーム以外の何物でもないですよね;
うっかり私がこの役に選ばれちゃったとしたらきっと全力ダッシュで逃げるだろう。
やっぱアメリカ人はすごい。。。
マジックキングダムのショー。とにかく空いてるので、こんなに間近で見られる。 この日はお天気が良かったからフォトジェニックだったなぁ。
ターキーレッグ(9ドル)。
もーのすごい重量感!!
日本のディズニーランドにもターキーレッグってあって、まぁ常識的なサイズだったような気がするが、アメリカのこれは・・・化物サイズです。
我々は二人で一本も食べられなかったが、アメリカ人は小柄な女の子でも一人一本ムシャムシャと完食している。これを売る屋台の前にはいつも大行列。スプラッシュマウンテンやビッグサンダーマウンテンの数倍の待ち時間(笑)
やっぱアメリカ人はすごい・・・。
このミッキーみたいなの、実はリンゴにキャラメルをドバっとかけて、さらにマシュマロを「耳」に見立ててつけたもの。
”Caramel Apple”って各地でよく見るけど・・・美味しいのかね。
見た目は可愛いけどあまり買う気がしませんが。
これが作成風景です。 キャラメルが厚くかかったリンゴを、さらにチョコに浸しています。
この着色料の感じ、日本だと売れないだろうなぁ。
「やれやれ、やっと仕事終わったぜ。おつかれおつかれ~」
って感じだね。
横の地べたに座り込んでる人の「お茶の間」な感じもすごい。
なかなかシュールな一枚。
ディズニーワールドを総じて言うと、「アメリカのすごさを見せつけられた」って感じかな。
細かい気配りやスタッフの対応など、日本のディズニーに敵わない面はいくつかあるけど、
バカでかい敷地にバカでかい食べ物、想像力豊かなアトラクションの数々、客のオーランド空港到着便から出発便まで全てをコンピュータ管理しているシステム、ワールド勤務の家族が住む、きっちりと区画整理されて綺麗な住宅地、空港からパークまでの高速道路の良質なアスファルト・・・etc
「空港からの道のりからパークまで、客には綺麗なものしか見せず、客の欲望は全てかなえ、そして各所で「アメリカ」のアピールも欠かさない」。
莫大な資産がある愛国心を持った人が、莫大な資源のある所にしか作れないもの。
これでもかー!!
とアメリカのすごさを見せつけられます。
ここにいると、アメリカ経済が不調であるなんて信じられない。
ちょっと前まで世界で絶対的に豊かだったアメリカを、感じることのできる場所でした。