シカゴから飛行機で二時間、カナダのモントリオールに行ってきた。
モントリオールはフランス語圏の町。
カナダ人には申し訳ないが、日本人にとって「カナダ」って何となく「アメリカと同類」もしくは「アメリカの一部」みたいな気がしてませんでしたか?
私はそう思ってました。
「みんな英語しか話さないんでしょ」と。
違うんですねー、正確な言語圏分布は知らないけど、モントリオールの標準語はフランス語。
もちろん、初等教育から英語は習うらしいので、標準的な学力のある人は基本的にバイリンガル。羨ましい限りです。
で、町も「アメリカっぽさ」と「ヨーロッパっぽさ」が混じってる感じではあるが、建物や食べ物、人間の感じなどを見るにどちらかと言うとヨーロッパ色が強いように思えた。
今回モントリオールには二日間滞在。
町をグルグルとひたすら歩いて観光した。ちなみに気温はマイナス10度位。カラッと晴れた日の方が寒いらしい。
例年この時期は街中雪景色らしいのだが、今年は不思議な事に雪が降らないのだとか。一面の銀世界を想像していただけにちょっと残念だったが、まぁ歩きやすくて良かった。
訪れた3つの教会をご紹介☆
・世界の女王マリア大聖堂
・・・何とも大げさな命名である。
英語名だと、Mary Queen of the world Cathedral。
ま、とにかく
「マリアはすげーんだぞ」
という事が言いたいわけですね。
天井も高く、すごーく広いような気がしたが、ヴァチカンのサンピエトロ寺院の四分の一レプリカ寺院らしい。
・ノートルダム・ド・ボンスクール教会
ふらっと訪れたこの教会。
ちょうど日曜日だったからか、偶然にクリスマスソングの合唱が聞けた。
教会中超満員。合唱はとても綺麗に教会内に響き、しばし聞き入ってしまった。ちょうどのタイミングで足を運べてラッキーだったなー。
・ノートルダム大聖堂
モントリオール出身のセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたとしても有名な教会。
モントリオール旧市街の最大の見所とも言われる。
夜、「光と音楽のショー」が開催されている、と聞き、行ってみた。
ショーの最初は、カナダ&大聖堂の歴史の紹介映像。それなりに面白く作られていたが、T氏爆睡。
後半は教会の奥をカバーしていたスライドが上がり、教会内部が色とりどりの光で照らされる。
昼の様子もステキだけど、この「ショー」が見れて良かったなぁ、と思った。
モントリオールに行ったら是非教会に行ってみて欲しい。
割と派手な作りなので、「心が静かになる」って感じじゃないけど、見応えバッチリです。