「SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)がないと、米国内で車のリースができない」
という訳で、残念な結果に終わったわけだが、落ち込んでいる暇はない。
「だったら安い中古車購入→二年後高値売却だ!!」
という訳で、その翌日午前中、インターネットで中古車を探す。
分かった事として、
・日本に比べ、米国は中古車が高い。
・移動距離が長いため、2,3年落ちの車でもほとんどの中古車は走行距離6万マイル(9万6千キロ)を超えている。
・日本車、特にトヨタは中古車市場において高値がついている。
考えてみれば納得である。
日本と違い、車検がないアメリカでは、何か理由がない限り、「3年で車を買い換える」という事があまりない&田舎だと電車などないため、どこにでも車で行く=所有者一人当たりの走行距離が長い。
その中で、10万キロ走っている外車が必ず何か問題を抱えているのに対し、日本車なら壊れる可能性がとても低い=日本車の中古は高い
となるわけだ。
MADE IN JAPAN、まじリスペクト!!
なので、
・やはり安全第一(壊れた場合、アメリカは車の修理費がバカ高い)
・二年後にも高値売却できるような車を・・・
という点を重視し、「走行距離5万マイル以下の日本車」に絞って探す。
その日の午後にはディーラーへ行き、この子に決定!!
NISSAN VERSA (日本でいうところのTIDA)、09年モデル、走行距離28000km
中古車市場で走行距離28000kmっていうのは、初めてみる好条件。価格も良心的だし、まだメーカー保証もついている。よって壊れてもタダで直してもらえる。
「まだあまり走っていなくて燃費も良いJapanese car」って事で、二年後もきっと高値で売れるのではないか、という希望的観測。
ジープやら、トラック型の車やら、日本で買うよりは安く手に入るため、「日本で乗れないような、バカでかい高級車に乗りたい!!・・・というT氏の”オトコノコ的な”夢物語は「どうせ壊れるし、2年だけのものとしては高すぎるでしょ!!」という理由で即却下。 どんまい。
さて、車を得た所で、気分は水を得た魚。
週末、日帰りでインディアナポリスまでドライブ観光♪
インディアナポリスは、ブルーミントンから車で一時間位の所にある、「ちょい都会」である。空港もあるし、日本メーカーの工場などがあるため、そこそこ日本人が多いらしい。
今回は、車屋のおっちゃんにオススメされた、動物園、こども博物館、elmo'sステーキハウス に行く事にした。
まず、動物園。
この日はとにかく暑かった!!!
動物達もバテバテ。
白サイは、泥に埋まって朦朧と。 それを上から見下ろす白サイ・・・おっと。
キリンの赤ちゃん。まだ顔が赤ちゃんっぽくて可愛いな。わたしが持っている動物の写真集で、「草食動物の赤ちゃんを見ると、貝をそっと開いて中をのぞき見たような気分になる」という文章が載っていたが、その気持はすごく良く分かる。 草食動物の赤ちゃんはとてもデリケートで、そのつぶらな瞳やか弱い仕草を見ると、何か「ふわっと」した、神聖で優しい気持ちになるものだ。
・・・と、キリンの赤ちゃんに癒された一方、アメリカの動物園、動物以上に気になるものがある。
それは、人類。
飼われている動物以上に動物園っぽい。
だって・・・
※)これは、平均的なこの地方のアメリカ人。
※)ここまでくると、移動に「貸し出し電動車椅子」を使う。太りすぎて普通に歩けないため。ちなみに、この電動車椅子、かなりの台数あるのだ!!
※)これはかなりレアもの。身長190cm以上はあるかと思われる、スレンダー女性。”Indiana Volleyball team”と描かれたTシャツ着用。身元がすぐに分かります 笑
はい、「人間動物園」です。
アメリカ人、ほんと、ほんとにすごいんです。
だって、どこがどの肉だか分からない位に肉がつき、縦よりも横が長い位の体型の人間が普通にいるのよ。
お尻には、間違いなく子供が二人は入っているね。片方のお尻が、臨月を迎えた日本の友人のお腹よりも大きいんですもの。
ま、アメリカと言えども広いので、多分この地域が特に大食&肥満文化なんだと思う。
ニューヨークとかだと、「葉っぱ」しか食べずに、毎日ヨガをするような人種もいるしね・・・って、やっぱ極端っすよ、アメリカ!!
この地域で皆肥満になるのもうなずける・・・というのは、アメリカ料理?、すごいんですよ。
ちなみに私は、今まで長期間海外にいた時も、その地域の食べ物で満足し、特に日本食にこだわるタイプではなかったが、この国ばかりは勘弁!! 来て三日で、「あー、ほうれん草のお浸しとか食べたいー」って気分になった(笑)
「アメリカの食文化」の件については、もう語りたい事が多すぎるので、また別途ブログにします。
おっとっと、話がかなりずれましたが、以上、インディアナポリスへのshort trip 前編でした。
後編はまた!