ネットで調べる限りでは、
大腸ポリポーシスは大腸に多数のポリープが
出来る病気で、それが家族性の場合には、
稀に乳頭癌を合併することがあるとのことだった。
ということは...
家族性乳頭癌の可能性もあるが、、
もしかして家族性の大腸ポリポーシスに
合併した乳頭癌の可能性も...
でも、健康診断で今までそっちで
引っかかったことは無いけど・・・
再び父親に電話。
あのさ...
親戚も含めて大腸の病気になった人…
いるかな?
父親:
「記憶にないなー」
家族性だとしたら近くに誰かしら大腸の病気
をした人がいるかもと思ったが、、、
それはなさそう・・・
でもなあ、可能性ありそうだし....
検査、、、
受けるか
近くのクリニックで大腸カメラ検査を
予約した。
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数日後
退院後初めての診察。
この日は病理検査の結果が通知される。
退院してから3週間
久しぶりにT大学病院へ。
この日は採血と問診の予定だったが
採血 12:00
問診 15:00
と問診まで時間がかなりある。
採血後、病院近くで昼食
そして、待合場所でウトウト

どこもそうだと思いますが、
N先生の診察も時間が押すのが常で、
この日も1時間遅れでようやく診察室へ
N先生:
「お待たせして申し訳ありません。」
「お待たせして申し訳ありません。」
いーえ。
もう慣れましたし、病院に来る日は
他に何もしないと決めているので、
時間はどれだけ待たされてもへーきですよ。
時間はどれだけ待たされてもへーきですよ。
N先生:
「血液検査の結果ですが、特に問題は無いです。
副甲状腺もちゃんと働いているみたいです。」
「血液検査の結果ですが、特に問題は無いです。
副甲状腺もちゃんと働いているみたいです。」
とりあえず順調で良かったあ
N先生:
「あと、病理検査の結果が出てますので・・・」
「あと、病理検査の結果が出てますので・・・」
と検査結果の紙を目の前に置き、説明を始める。
N先生:
「大きさは画像とあまり変わらないです。
「大きさは画像とあまり変わらないです。
2cmより大きいからT2です。
画像では被膜外に浸潤している可能性も
画像では被膜外に浸潤している可能性も
ありましたが、浸潤はしていなかったのでEx0。
リンパ節は23個取って、転移が6個あって
N1bです。」
T2
腫瘍の最大径が2cm超4cm以下、周辺への
浸潤していない。
Ex0
腫瘍が甲状腺に限局していて周辺に浸潤
していない。周辺に広がっている場合は、
広がり具合によってEx1、Ex2となる。
N1b
甲状腺から少し離れたリンパ節に転移あり。
リンパ節転移がない場合はN0、
甲状腺に近いリンパ節にのみ転移している
場合はN1a。
N1b!?
そんなに転移が広がっていたのですか?
と、納得が行かず…
ここしか切っていないのに外側のリンパ節って
取れるんですか??
と手術跡を見せる。
N先生:
「あれ???」
「あれ???」
電子カルテをすごい勢いで見返すN先生。
うーん(カチカチ)
あれ?(カチカチ)
たしか...(カチカチ)
と電子カルテを一通り見て、
N先生:
「間違いですね、N1aです。」
と検査結果の紙を手書きで直してくれた。
先生...電子カルテを直してくださいよ。
N先生:
「病理検査結果からはステージⅠです」
「病理検査結果からはステージⅠです」
これで病状が確定した。
なお、病期はステージⅠと言われたが、
年齢的に遠隔転移が無ければ全て「ステージⅠ」
なので、あまり軽い気がしていません。
