掛橋七海です!

 

観に来てくださった皆様、

本当にありがとうございます!

 

多くの方々に支えられて初日を迎えることができました。

 

小屋入りの日は1日がかりの仕込みで

男性キャストの方々が大活躍

 

素敵なセットが出来上がりました。

 

HEP HALLに入ってからも

最後の最後まで粘って少しでもお客様に届く作品にしようと

練習したり確認したり考えたり、みんなで頑張っています。

 

稽古中に、72年前に広島に原爆が投下された8月6日、

長崎に投下された8月9日、そして終戦記念日をむかえ、

この時期にこの作品をすることの意味を深く考えさせられました。

 

戦争のことや、当時の人たちのことって

普段生活してて考える機会はあんまりないと思います。

 

私自身、たくさん勉強しても足りなくて

想像しても想像しきれないんだろうなって身構えていました。

 

もちろんその通りなんですが、

登場人物1人1人のこととか、当時流行っていたものとか

調べたり考えていくうちに、

 

あの時代の人たちにも私と同じように

何か夢中になれるものがあったり、

誰かと一緒にいる時間がすごく楽しかったり、

時代は違っても変わらないものがあることが分かって、

ちょっぴり身近に感じられるようになりました。

 

だからこそ、二度と繰り返さない、

その大切な時間を壊さないために、

今受け継いでいくべきだと実感しました。

 

観てくださる方には、

せめて劇場にいる時間だけでも

日本がたどった歴史を思い出して

そこに生きた人たちのことを考えていただく

きっかけになればいいなと思います。

 

大切な人、

いつもお世話になっている人、

久しく会ってない人、

 

是非お誘い合わせの上、観に来てください。

 

 

ヒロシマで生きた人たちと私たちの想いが、

たくさんの方に届きますように。