先日手に入れたグリマーミストを試してみました!
お試し相手に選んだのは、MARUMIZU-GUMIさんで入手できる、コプティックバインディングのキットの表紙です。

コプティック製本の方法は本での知識としては知っているのですが、実際に試してみるにあたり勉強のためキットを購入させていただきました。
このキットの表紙、エンボス加工された合板なんです。
グリマーミストってエンボス加工した紙に使うと、エンボスが浮き立つって言うじゃないですか。
なのでそれを期待して選んでみました。


$スクラップブッキングと製本とわたし-mist01

用意したものは、グリマーミストとエンボスされた合板。
下にはクッキングペーパーを敷いて、拭き取り用のキッチンペーパーをスタンバイ。
ちなみに作業場所はダイニングテーブルなので、なんだかお料理感満載です( ̄∇ ̄+)
いちおう作業用のワックスシートも持っているんですが、クッキングシートで事足りるならそっちの方が安いし入手しやすいですしね。

結果。


$スクラップブッキングと製本とわたし-mist03

あんまりエンボスは目立たなかったです…( ̄Д ̄;;
エンボスの凹みがかなり弱いのも一因ですが、なにより素材が合わないようです。
この合板、木を薄くスライスした物を芯材に貼付けてあるものなので、木目があるんですよね。
なのでエンボスよりも、木目の方が目立っちゃいました。
また、スジ状に滲むことも判りました。

そのかわり、こういう素材に濃い色のミストを使ってペーパーで拭き取る、を繰り返すと焼き杉のような雰囲気に加工できると判りました。
それはそれで素敵な発見!


$スクラップブッキングと製本とわたし-mist02
ちなみに板の厚み部分には、ペーパーに溜まったミストをしみ込ませて着色。


次にエンボスの柄の部分を、グリマーグレイズを使って筆で着色しレジスト効果を期待してみました。

$スクラップブッキングと製本とわたし-mist04

筆にインクが多く付いていると木の木目の向きに滲んでしまうので、筆から余分なインクをよく落としてから根気よく着色します。
結構キラキラ~キラキラ

グリマースレイズが良く乾いたら、その上からグリマーミストを吹きかけてみました。

$スクラップブッキングと製本とわたし-mist05

そうすると狙い通りにレジスト効果を得られました。
板を乾かしながら何度かミストを重ね塗りして、シックリくる濃さになったらOKなんじゃないでしょうか。
やっぱり木がインクを吸うので、乾かすと結構色が薄くなります。

ちなみにクッキングシートも、ちょっと不安な感じになりましたが、しっかり役目を果たしてくれましたよ!(o^-')b
これからどんどんペーパーへの着色も試してみますね~





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