あの事件から1年
旦那の異動が決まった
あの時の
彼に何が足りなかったと言うのだろう
彼には信念があった
ノーマライゼーション
人権の尊重
みんな誰でもいつかは死ぬ
最期
どんな生活をしたいか
どんな最期を迎えたいか
リスクは充分承知の上
高齢者の自由を奪うことは
しなかった
これまでと同様の
援助を続けてもらった
連続殺人事件と
報道され
彼は謝り続けた
相模原の事件
明らかに間違っている
これで
障害者は自由をなくす
ノーマライゼーション
って何だろう
それを守る
偽善者
そう言われてしまう
あの殺人者が
正しいと
言うのだろうか