数日後、大家は時間を指定してきました。
仕方無いのでどんぐりも承諾。私は大家が大嫌いなので、パパに対応して貰うことにしました。
パパと大家は何故か知らないけど仲が良いのよ。パパは以前から何か企んでいるように思えたけど、その時はまだ知る由も無いどんぐりでした・・・・・
当日、大家は友達=不動産屋2名と4名のお客さんらしい中国人を引き連れてやって来ました。
パパと大家の会話:
パパ:「よっ!小○(大家の名字)、とうとうこの部屋も売りに出すことにしたのか?」
(大家の会社ははここのマンション5部屋を購入し、既に4部屋を台湾人に売り渡しています)
大家:「うん、君たちの契約が切れる9月以降、もし君たちが同意してくれるなら、社長は売りたいと言ってるんだ。でも、それまでは勿論ここに住んでていいし、それ以降もここに住みたいならまた話し合おう。浦東や別の場所にも会社の物件があるし、紹介もできるよ。大丈夫、僕は君たちのことをちゃんと考えているから!だって小○(夫の名字)と僕は好朋友(親友)だし!」
(中国人は一度会っただけでも好朋友とか言うの。テメェと友達になった覚えはねぇんだよと言ってやりたい)
「うん、分かった。オレらがここを引っ越す引っ越さないは別として、ここを幾らで売るつもりでいるんだ?」
「1㎡3万元!実は今、どんどん値が下がってきているから、早めに売りたいと思っているんだ。」
「購入した時は1㎡1万3千だろ?3万とは高すぎないか?」
「ここのマンション、今現在は1㎡3万が妥当だよ!」
「でも、今は景気が悪いし、もう少し様子を見たほうが良いと思うよ。それに3万は無理だって!」
「そうかな?ここ(中山公園)は人気があるし、そんなに地価も下がってないと思うけど・・・・・・」
そんな話をして、その日は大人しく帰った大家。
そして事件の日・・・・・忘れもしない2月14日、バレンタインデーの朝・・・・・・・
朝10時。週末の朝をまったりと過ごしていると、
トントントントン!!!
誰かがドアを激しくノックしています。
そして「○先生~○先生~(大家の名前)開けて下さい~」と叫んでいます。
パパ:「誰?大家ならいないけど」
不動産屋:「部屋を見に来ました。開けて下さい~○○不動産の者です~」
ゲッ!大家のヤツ、それはルール違反じゃん・・・・・と思ったどんぐり。
パパが「いいよ、オレが追い払ってやるから」と不動産屋と話をしてくれました。
「大家から何も聞いてませんけど、何かの間違えでは?」
「いいえ、今日10時に行くと話してあります。開けて下さい。」
「大家から何も聞いていないので、今日はとりあえずお引取り下さい。」
「お客さんが一緒です。部屋を見たらすぐ帰りますから、開けて下さい。」
「それはあなたの都合でしょ。僕には一切関係ありません。お引取り下さい。」
(ドンドンドンとドアを叩きながら) 「客が待っているんだよ!開けろよ」
「お前ふざけるなよ!オレはお前のことなんて知らないんだよっ知らないヤツを何で部屋に入れなきゃいけないんだ帰れと言ったら帰れ」
不動産屋は大家に電話しているようでした。
その後すぐパパの携帯に着信が。大家からでした。
「今日の約束、伝えるの忘れてしまった。申し訳ないけど、部屋見せてやってくれないか?」とのこと。
「忘れた」じゃなくて「わざと」だろと思ったどんぐり。
でも優しいパパは「前もって伝えてくれればいいことだろ!分かった、午後から来いと言っておけ」と電話を切りました。
これで大人しく退散するかと思いきや、かなりしつこい不動産屋。まだ外で粘っています。
パパと不動産屋、ああだこうだと言い合っていますが、何時まで経っても埒が明きません。
ここでとうとう堪忍袋の緒が切れたどんぐり。大家のアホに電話しました。
「おい!○っ!(呼び捨てにしてやったわ)お前のお友達、まだ外にいるんだよっ!部屋を見に来る時は前もって連絡してと言ったわよね?そんな最低限のルールも守れないの?それともわざとやっているの?とにかく、今すぐ帰ってもらって!!!」
大家のアホ、でも・・・・でも・・・・と何度も言い訳しようとしましたが、阻止してやったわ。
そして、言うことだけ言ったらブチッと電話を切ってやったの
長くなったから続きは次回へ
「どんぐり家VS大家の対決、楽しみだわ~」
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