さて、授業がぐずぐずだったにもかかわらず、私が楽しく学校に通ってたのは友達がいたからです。

友達の有無や質は学校生活を楽しく過ごすためには本当にとっても大事!なのにほぼ運ですね。

ほぼ運ですが、それでも私は、転校生スキルが結構効いてくると思っています。

 

初対面の子とどれだけ打ち解けられるか、どうふるまうべきかみたいなスキル。

積極的かそうでないかとか性格が大きく影響しますが、私は子どもを育てて、これも経験により補完できるスキルだと思います。

 

 

実を言うと、私はこの能力皆無なんですがなぜ楽しかったかというと、転校生が多い学校だったのでその学校に通う子たちのスキルが高かったのに助けられたと思います。

 

 

うちの子たちは結構高いと思います。

なぜなら、日本人とお付き合いが多かったので、毎年のように誰かが帰国して、誰かが渡米してくるので初対面で遊ばせることも多かったですし、親の私が手あたり次第いろんな人に声かけるので、本当にいろんな人と遊びました。

大体、初対面時に盛り上がらなくても小グループで3回遊べば子は仲良くなりますよね。

私はその三回までは粘ります。

全ては成功体験の積み重ねだと思っているので、初めて会う子でも仲良くなれるという成功体験をさせようと思っていました。

 

3回遊んでも盛り上がらない子は合わないので積極的に誘う事はなくなりますし、そういう時は相手方も同じなのでそれで特に問題は起きなかったです。

親が仲良くなれば子なしでランチしたりもしてたし。

 

そして日本に帰国すれば、私の学生時代の友人とその子供と遊ぶことが多いので、子供も初対面で遊ばせてました。ほとんど仲いい子たちの子供が全員、同年代、同性だったのもラッキーでした。

 

アメリカでこれが出来たのは相手が駐在の日本人だったからにほかなりません。

 

はっきり言って、駐妻はみんなロンリーです。

誘えばだいたい遊んでくれます。

 

でも、みんな意外と自分からは声かけてくれないんですよね。

めっちゃ社交的に見える人でさえ、案外遠慮してたりするんです。

 

駐在のグループって、みんな渡米と帰国がずれますよね。

なので必ず、既存のグループに仲間入りという形になることが多いと思うんです。

既存のグループに入れてもらうと、自分が入っていいのかな?とか変な遠慮をしちゃいますよね。

それで、渡米時期が同じとか子供の年齢が同じとか出身が同じとかの共通点があると瞬間的に盛り上がるんですが、そういうのがないと居心地が悪く感じますよね。

 

仲良しの中に割りこんでるみたいな。

 

これは私見なんですが、

たぶん、そんなに仲良しの人っていないと思うんです。他者が入り込めないほどの仲の人たちってほぼいないと思います。結構、誰でもウェルカムな人が多いというか。

途中から入るともともといた人たちが仲良しに見えるし、よく家を行き来してて私だけ呼ばれなかったのかなみたいな気持ちになるんですが、

たぶん、家に行ったのも数回かもしれないし、ってか結構遊んでる風でも実際、めちゃめちゃ仲いい人なんてほとんどいないです。


仲良くなくても家に行ったりするし、

話題がないから、前に遊んだ話ををしているだけで

仲良しに見えても、結局は子どもつながりのママ友みたいな感じでサッパリしたものだったりするんですよ。

 

基本的に、暇でいい人が多いので誘えばみんな遊んでくれます。

(忙しい人には声はかけません)

 

私は、最初からこの初対面スキル向上のためにいろんな子に声をかけて遊んでたので、

親の相性とかはどうでも良かったです。癖の強い子とかもウェルカムでした。

だって駐在の子みんないい子過ぎるから、帰国したら日本人、癖つよ過ぎて大変と思ってたのでこれも勉強と思ってました。癖強い子ほとんどいなかったけど。

 

 

ちなみに、私自身が仲良くなるママ友は公園で100回くらいあってから仲良くなる感じです。

それまで100回くらい公園に誘ったりしててもたいして仲良くない認識でした。ランチまで行く人は限りなく少なかったです。誘われたら行ってたけどね。

 

私自身は人間、そんなにすぐには仲良くならないと思ってるんですよね。

毎日のように顔つき合わせて、なにか話してた人の中から合う人と仲良くなると思ってるんで、初対面で無理って人もほぼいないけど、仲良しって人も少ないです。

 

100回あってる仲良しグループなんてほとんどいないので、仲良さそうにみえても割って入るスキはいくらでもあります。(これ日本のママ友にも言えると思います)

 

そして、たとえめちゃくちゃ仲良かったとしても、海外で駐妻やってる仲間なので、途中から入ってくる人は皆ウェルカムですよ。

その仲良しの友達だっていつ帰国するかわからないですから、いつでも手広く知り合いを広げるのは駐妻の常識。

新しい人が来たら仲間に入れるのは当然だし、過去に入れてもらってる人たちばかりなので、

 

なんかグループ出来ちゃってるから入りずらいなぁなんて思う必要はないです。

 

 

という事で、初対面をどれだけ作るかというのも私は気を付けていました。

 

 

ただ、それでも補習校での友達つくりは難航しましたね。

週一は本当に仲良くなれない。

みんな遠いからプレーデートもできないし。沢山いすぎて誰と友達になれるのか途方に暮れる感じですよね。

あれは本当に難易度高いなと思います。


マンモス補習校で友達作れる子は帰国しても安心かもですね。

 

 

ですが、おかげで転校はすんなりこなすことが出来ました。

 

転勤族の方は意識してみるといいかもしれません。