そろそろ英検なのでしょうか?


英検と聞くとついモヤモヤしてしまうのですが、

私もその昔、英検を受けた事があるんです。

(あれから何十年も経ってるので変わってるはずですが)


そうは言っても準2級を中1でとっただけで、帰国子女としては大した事ないんですが、


母の目論みとしては、とりあえず準2級を練習で受けて、2級、準1と進んでほしかったんですよ。


ですがわたしは準2級に比較的簡単に受かってしまいそれ以降は頑なに英検を受ける事を拒みました。



なぜ、受けなかったかというと。



なぜ、準2級に受かったのか自分でもわからないかったからなんです。



英検なんて面倒だし受けたくないと思っていた私は、まともに英検の勉強もせずに挑みました。

一応、数日間、過去問をときましたがそのくらいです。


あいかわらず知識などはなく、なんとなくで選択肢を選ぶんですよね。


それでなんとなく正解したり、不正解だったりするんですよ。



そんな、なんとなくの直感で受けたら、なんか知らんが受かってしまったんですよね。

手応えとしては、全く手応えなかったんですよ。

これは、完全にダメだなと思ったんです。


出てきた単語がわからないのばっかりだったんですよね。


なのに受かるってどーゆーことなの?



という疑問が頭の中を駆け巡りました。



1つは英検としての試験に対する疑問。

これができたからって、英語ができる証明にはならないよね?という不信感。なぜなら、何もわかってない自分が受かってるからね。


もう一つは、2級は受からないという恐怖心。

この手応えのなさ。2級は確実に受からないわと思いました。それなのに、英語の維持もしてなかった私が中1で受かってしまった。

母親の眠っていた、私の英語力への期待を呼び起こしてしまったなという恐怖を感じてたんだと思います。


受かったらラッキーだから受けてみようと言われて受けたんですが、いざ受かってしまったら、この子は英語力あるわ!みたいな期待を母親が持っているというのに、嫌気と恐怖を感じたんですよね。



そして、次に2級を受けるタイミングは、ちょうど私の英語の貯金がきれて、英語が苦しくなってきた中2の頃。


その頃は一番混乱してたと思います。


なんで解ける問題と解けないもんだいがあるの??


という問題と、


なんで文法や英単語を覚えないといけないの?


という壁にぶち当たってたんですよ。



帰国子女ってちゃんと英語を学んだわけじゃないので、文法を学ぶのも苦痛だし、英単語を覚えるのも苦痛なんですよ。そもそも英語は、勉強しなくてもなぜかわかるものだったのが、

意味不明な文法の規則を学ぶのが結構キツイんです。



数学や他の教科は、イチから勉強しているからか、

これは暗記だよ、これはこうなるみたいな法則があってもスッと頭に入るのですが、

英語だけはなぜか拒絶されるんですよね。

こんな大変な思いをしなくても話せるはずみたいなね。幻想をいだいてました。


たぶん、国語も同じで、


どっちも正解が理解できなくて、大嫌いでした。



そんなことがあり、未だに英検には不信感があるのですが、みんなすごい受けるよね。


確かに準1とか1級持ってると大学受験に有利だからね。




 

 


この本を読んで、帰国子女として生きて行くなら英検を取ることを目標にアメリカ生活を過ごすのは賢い戦略だなと思いました。

それは、アリだなと。



でも、なんとなく小学生でそんなにカリカリ高い級に挑戦しなくてもいいかなとも思います。

資格なので、目標の受験に使える級を必要な時までに取れてればいいよね。と思う。


高校受験しないのに準2とるとか無駄です。(私みたいに)

受験で使わないなら取る必要ないと思う。



忘れちゃうからって慌ててとらなくても、

案外、忘れてないし、

小2までの英語力で中1までなにもしなくても、理由もわからず準2が取れちゃうんだからもっと大きくなってから帰国したら、それなりに取れるのでは?


時代が違いすぎるかな?


結局は、文法はいけても子供の持ってる単語じゃ太刀打ちできないから、学び直しがいるし、子供の能力が上がるのを待ってからでもいいような気がするけどね。


英検を何も知らないので、あれですが、


帰国子女にとって、英検はよくわからなくても受かることがある。

受かっても次に挑戦したくなくなる事がある。



あと、子供ながらにそんな、まぐれとかで取れたもので大学受験有利だとか言われても白けるし、


英語忘れちゃったのにその資格使って受験するとか後ろめたいよね。

と思うと思いませんか?


というお話でした。




でも、準一級とか取れるなら、大学入試そのまま受けたほうが楽なんじゃない?とすら思うけど。