https://news.yahoo.co.jp/articles/f7e0423dabdaf33e1aa3aeb54df20de0a7e04837

 

 

 

 
こちらの記事は、共働きでも8時に寝れる!という記事。
成田先生の本は読んだことありますし、言っている事もよくわかります。
他にも成田先生の記事を読んだことがありますが、この記事はなかなか語気が強い。
でも今回は内容じゃないくて、日本らしーなーって思う話。
 
要約すると、
共働きで7時半に帰宅しても、夜は納豆ご飯、お風呂に入らなければ8時に寝れる!って話。
 
そして、コメント欄が大荒れでして、
 
夜納豆ご飯だけとかあり得ない
お風呂に入らないなんてあり得ない
 
ってコメントだらけなんです。
 
正直さ、他の国の人はそんな感じじゃないのかな?
 
 
アメリカは7時に寝かせると何度か聞いたことあるんだけど、
お風呂も毎日は入らないらしい。
夕食もピザとか冷食は当たり前。
 
 
まぁ、本当にそうなのかは知りませんが、
ランチメニューみてると、同じようなメニューのローテでしょう。
日本の給食の献立表とかみると本当に腰抜かすすごさ。
 
日本人の食にかける情熱って結構異常だよね。
そして、衛生観念もずば抜けてるよね。
 
私は別に1日くらい風呂に入らなくてもいいし、
夜は納豆ご飯でもいいと思う。ピザ食べるより良さそうとか思っちゃうけどね。
 
というか、成田先生は、きっと朝、お風呂に入れてるだろうし、朝ご飯をしっかり食べてると書かれてるからしっかり日本人だなと思う。
 
でもこの人の記事に対する批判はすごい。
 
ベビーシッターへの批判もすごい。
医者だから雇えるんだ!と。
 
たぶん、共働きなら何かしらを犠牲にしないと、8時寝だけでなく子育ては完遂できない。
それは、働くことなのか、キャリアなのか、お金なのか、子供の睡眠時間なのか、食事なのか。
(でも成田先生の主張は、5歳まで何かを犠牲にして頑張って睡眠習慣をつければ、その後が楽になる、キャリアを爆進できるって主張のように聞こえるけどね)
 
 
何かしら無理をしないと子供って育てられないよね。って話で
 
全てを手に入れるのは、ちょーパワフルウーマンか、環境に恵まれてる人かなんだよね。
 
 
なんか、全てが出来るように、全てが出来てこそ一人前のように思って育ってきたなと思う。
大人になって、勘違いだったな気付いた。
 
納豆ご飯ありえない説は、
うちの母と祖母の争いを思い出す。
 
祖母とは私の父方の祖母で、母にとっては義母。
私の父方の家系は代々、働く女性の家系で祖母も祖母の母親も祖父の母親も手に職を持ってガツガツ働いてる家だった。
 
朝ご飯は、
焼いた食パンにジャム、
ゆで卵か温泉卵が常備、
レタス、キュウリ、トマト、ハム(が常に切られてタッパーに入っていた。)
きな粉ヨーグルト
 
という朝食を何十年も365日繰り返していたらしい。
パンと卵は祖父が準備して、祖母はタッパーを出すor野菜を切るのとヨーグルトをよそう。
 
 
お昼と夕ご飯はだいたい、スーパーのお惣菜とプラスαで何かを作る。
でもその作るメニューは、何十年も固定メニューのローテらしい。
遊びに行ったときは、外食も多かったです。
そしてフルーツは必ず夜のゆっくりしている時間に出できました。
 
 
それを専業主婦家庭出身の母がしょっちゅうディスってました。
毎日同じメニューなんてありえない!
あんなにお惣菜買ってきてありえない!
帰省したら、何十年も変わらない同じ(定番)メニューを食べさせられてありえない!
 
 
そんな母は、
毎朝、色んなメニューが出てきました。
目玉焼きは好みにあわせて、姉は固焼き、私は半熟、父はスクランブルとか。
姉はパン、私はご飯
ほうれん草とベーコン、じゃがいもベーコン、その他のメニューは忘れたけど色々。
+フルーツとヨーグルト
 
昼も夜も手作りで、バラエティに富んだ色んなメニューが出てきて、母はずっとキッチンに立ってたなぁ。
 
しかし、父は女の人も働くという価値感だったし、母も資格持ちだったので、私が小3くらいから兼業主婦をしてましたが、
食事スタイルは相変わらず専業主婦バージョン。
 
プラス子供の世話も手取り足取りだったので、
今から思えば母の忙しさは異常。
 
そして、母は大病をして数年闘病してました。
 
その時に、ボソッと言ったのが、
働く家は、おばあちゃんちみたくしないと回らないんだね。
 
と。
 
 
そして、旦那の家も働く女の家で、
義母も義母の母もバリバリのキャリアウーマン。
家に遊びに行けば、買ってきたお惣菜がダダダダッと並び、野菜が蒸されてでてくるくらい。
そしてお義父さんが凝った料理をたまに作るらしい
旦那は私と結婚してイチゴのヘタを切って出したのが1番の衝撃だったらしい。
そして、なんでも作るのもわりとびっくりしているようだ。
義母には煮豆を煮ただけでびっくりされるしね。
(アメリカだから煮たんだけどね)
 
 
どうしても、専業主婦風に育てられてしまったがために、食がなかなか諦められない。
でも、いつか働いたときのため、または子供のために手抜き料理を試行錯誤中。
 
旦那見て思うのは、豊かで種類豊富な美味しい料理を食べて育つより、質素で簡単な料理を食べて育つほうが大人になってから何でも美味しい!と思えて幸せ度が上がる気がしてる。
 
りんごも皮ごと食べられれば皮を剥いたのは美味しく食べれるしさ。その逆はないよね。
 
そして、実際に子どもたちが共働きして子育てをするなら専業主婦の呪いを感じさせてはいけないと思う。
 
実際、私の友だちでも共働きの子は多いけど、やっぱり、あの専業主婦の何でも子供の頃にしてもらったから子供にやってあげねば!とか出来なくて申し訳ないという呪いに囚われている人は多いと思う。
 
 
世界は共働き。だから日本女性も働けと言うならばそのへんの根本から見直すべきだよね。
 
私の母のように身体を壊わしてからじゃ遅いよと思っている。