金曜日は、幼稚園のお弁当最終日でした。
ついでに言うと春休みになっちゃいましたー。小学生はまだありますが。
年少の下の子に「いつも美味しいお弁当をありがとう」といわれました。
もちろん、先生の仕込みなのですが、ぶったまげますよね!!!
なんてすごいの!!そんなの言われたことないよ。
下の子、日本の幼稚園に通いだしてからめちゃくちゃしっかりするようになりました。
明日の天気、明日幼稚園でなにするか、明日は幼稚園があるか、何を持っていくかなどちゃんと把握しています。
幼稚園の先生が教えてくれているんですが、自立への一歩を進んでいる感じ。
アメリカにいた頃は漫然と日々を過ごしていたように思います。
天気とかさ車で幼稚園ないし学校に連れていかれるから、気にしたこともないよね。
寒くても、建物の中は暖かくて快適だし、雨でも関係ないよね。
明日休みなら先生から親にメールが来るし、お迎えの時に言われます。
日本は月初めのお手紙に書いてあるだけですね(慣れなくてつらいですw)
日本は私物が多いですね。
お道具箱、上履き、ランチョンマット、ハンカチ、ティッシュと上げたらキリがなく、
全てに記名、自分で用意し、自分で持って行って持って帰ってきます。
アメリカは、こんなのないですよね。
道具系は、親が持っていき皆で共用。上履きはないし、ランチョンマットなんてひかないし、トイレには手拭き用の紙が必ずあるし、ティッシュもBoxティッシュが教室にあります。
本人が持っていくのはお弁当と水筒だけです。
小学校に至っては教科書さえも共用ですし、ノートもないですよね。
本当に笑っちゃうくらい真逆。
合理的なアメリカ、細かい日本。
これって結構難関ですよね。
雨でも寒くても暑くても、歩いて学校に行く。
持ち物をそろえて、持っていく。
親の私もすでにキツイんですがきっと子供たちはもっと息苦しく感じているんじゃないかな。
雨の日、歩いていくのは大変だし、
あっ、忘れちゃったなというときの息苦しさ。
みんなちゃんと持ってきているという気おくれ感。
ダメだなぁという感じ。
下の子を年少さんにいれて、
ああ、日本ってこんな小さい時から自分の荷物を管理して、自分の足で通う事の練習をしているんだなと思いました。今は自転車で連れていかれている子も多いけど、うちはわざと歩いて行っています。
幼稚園では親の手助けや先生の手厚いサポートありでの練習。
小学校1年生はほとんど自分でできるようにするための期間。
正味4年が与えられているんですよね。
全部親にやってもらっている人も当然いると思うけどね。
でも、自分でやる土壌はすごく整えられている。
そして食育ですよね。
お弁当を全部食べることにめちゃくちゃ重視してますよね。
遅い子はみんなで頑張れがんばれ!っていうらしい。
小1の給食もやっぱり全部食べる事に重きが置かれているらしい。
未だにそうなんだぁという気持ちもありますし、食べられない事で苦しむ子もいますよね。
食べる量も個人差あるしね。
いやぁ。食事はね。日本人の性というかなんというか、ここまで熱くなってしまうのは何なんでしょうね。
私もつい頑張ってなんでも食べさせるように躍起になってしまい、私が滅入ってしまうし、だいたいイライラの原因は食事関係なんですが。
なんか食事って日本の呪いだよね。
子どもの偏食もそうだし、日々の食事の準備もそうだし、海外でると日本食へのこだわりもだし。
でも色んなもの食べれるって割と幸せなことだよねとも思うし、豊かになることでもあると思う。
そして何よりも生きやすいよね。ゆえにアメリカのように捨てきれない。。
日本で暮らすとなるとなんでも食べれるのがデフォルトだよね。
うちは結構、なんでも食べれるタイプなのでそのところの苦労はなくてよかったけど、食べれないものが多いと小学校生活はなかなかハードモードだよね。
この前の保護者会でも、今年一年、給食が食べられなくて苦労しました。給食が嫌で学校行きたくないって日もあって。それでも食べられる日が増えて成長しました。と言っている保護者がいて。
はぁ、大変だなぁと思ったよね。
でもさ、給食って、
ばぁーと大きなバケツが運ばれてきて、みんながてきぱきと準備して、
一斉にいただきますして、みんなさっさと食べて外に行っちゃうの。なんだか圧倒されるんですよね。私も好き嫌い少なかったけど牛乳が好きじゃなかったのと食べるのが遅くて、やっぱりなれるのに1年くらいかかったしね。
やっぱり、勉強面はそこそこに、
日本生活は生活面が厳しいなぁと思います。