やっぱり体力ですよ。

アメリカで1番気をつけるべきは体力作り。

言葉も本当に気になりますが、体力のほうが大事だなと思います。


日本に戻って以来、みんな寝る時間が伸びました。

つかれてるんでしょうね。

よく動くから。

私も眠りが深くなりました。よく歩いているのでよく眠れます。


下の子は初めは全く歩かなかったのですが、1週間くらいで慣れて今では、大分歩けるようになったし、


上の子は、重たいランドセルを背負って学校まで歩いています。


文句を言わずに歩いて行ってる事に母は驚いています。タブレットと言われる、キーボード付きのいわばノートパソコンの重いこと重いこと。なんで毎日持って帰ってくるんだ。。

もう宿題だけでいいじゃんかよ。。といいたくなる。


あまりに重たくて、私でさえ弱音を吐きそうですが、文句を言わずに背負ってます。


そして、体育ではマラソン?をしています。


毎日校庭を何周もするそう。さらに昼休みも走ってるらしい。


はじめはキツかったけど、最近走れるようになってきたと言っています。クラスでは真ん中らへんとのこと。


これ、めちゃくちゃ大事だと思うんです。


外遊びもあまりせず、引きこもりだった私は帰国後は日本の体育に全くついていけなかったんですよね(通学も辛かったし、休み時間も辛かったけど。)

縄跳びなどの技術的な部分もそうですが、体力が1番の敗因だと分析しています。

体力さえあれば、技術的な面は努力次第でカバー可能だと思うんですよ。

体力あれば、練習もできますし。


体力ないとすぐに疲れ果ててしまうので練習もままならないんですよね。


周りと比較してあまりに体力がなさすぎると、

もう諦めてしまうんですよね。

あと少し頑張れば追いつけるならば、頑張るけど、どれだけ頑張れば追いつけるかわからないくらい実力差がついてると、人間、諦めると思うんですよね。


周りが3周走ってるところをあまりの体力のなさに2周にしてもらったり、歩いたり、

サボったり。


あらゆる手を使って、サボりだすんです。

運動出来ないキャラも有効活用します。


もちろん、休み時間も。


みんなが鬼ごっこやってても、絶対に鬼になるし、追いつけないとなったら絶対に参加しませんよね。


スタートで出遅れると、

いかにして動かないように生きていけるかという方向になってしまい、どんどん差が開く。


みんなが走り回ってるところ、自分は砂場を選ぶ、ブランコを選ぶ。

率先して友達を巻き込んで、走らない方向に持っていく。



体力のなさって別に海外生活だからなるというわけではなくて、日本にいても充分になり得ると思うんです。

今も友達の子とか見てても、明らかに体力不足だなぁーと思う子はいるし、

最近は昔より一人で遊びに行くことも減ったし、親も共働きで忙しいだろうし、

休日に公園めぐりなんてあんまりしないだろうなと思うので。


昔に比べたら追いつけないこともないのかもしれません。


ですが、海外にいると体力不足になる要因はたくさんあるなと個人的に思います。


海外では一人で遊びに行けないので、必ず親同伴。

親はなかなか辛いです。

しかも兄弟もいるので、兄弟が大きいと習い事やら何やらがあり、行けないこともありますよね。

家が広いので日本ほど子供を外に出さなくてもなんとかなってしまう。狭い家で兄弟ゲンカでもされた日には外にださなくては!!と思うけど、広いのでなんとなりますよね。


大きな公園は車で10分、20分行くとたくさんありますが、徒歩で行けるような公園はなく、

行けば誰かが遊んでるみたいな近所の公園はなく、

必ず誰かとアポイントメントを取っとかないと友達とは遊べません。


車生活なので意識してうごかないと行けない。


そして、車なのでうちは母が運転が苦手だったのであまりどこかに連れてって貰う事は少なかったです。



そして、これは私が感じたメンタル面の話しですが、多かれ少なかれみんな感じてる事ではないかな?と思うのです。


始めてやることのハードルが日本より高い。

そのハードルを乗り越えてしまえば楽しめるのですが、はじめの一歩がでない。


日本にいても初めての場所、初めての事をするは、勇気がいります。


それが海外だと、、、


もっと勇気がいります。

何事も挑戦する前に壁が立ちはだかります。



学校では、私は初め、外に遊びに行く勇気がありませんでした。

一体いつ休み時間になりいつ終わるのかわからなかったからです。

もし、外で遊んでて、知らぬ間に授業が始まってたらどうしょう。知らぬ間に移動教室になってたらどうしょう。


相手の話してる事なんて、ほぼこんな感じかな??という予測で理解してるのでいつも必ず不安がつきまといます。


また、人生経験もあさいので、こうだろうという予測も建てられないのでとにかく間違えを起こさないように教室にいました。


流れがわかって、外に出られるようになっても建物から離れることもできなかったし、


大きなグループでやってる鬼ごっこのような遊びには参加できませんでした。


とにかく大人しいグループに所属。


そして放課後は、

外出がとにかくいやでした。


公園で仲良くない子にあったらどうしよう。

何かが起こって英語で対応しなきゃならない事になったらどうしよう。


と外は不安だらけでした。


もちろん習い事も嫌いでした。

もし、トイレに行きたかったらどうしたらいいのだろう?

もし、何か起こったらどうしたらいいのだろう?


という不安がつきまといます。


英語が話せるようになっても、

教室内でいつもの流れは対応できるし、最悪いつもの先生がサポートしてくれるし、クラスメイトも顔見知りなので何かあっても対処出来ると思っていても、

習い事は別です。


状況がちがうので、わからない言葉も増えるのでわからない事や対処の仕方がわからない事が起こりやすい。


だから、極力外に出たくなかった。



とにかく家が好きで家にいたかったんです。


一度出てしまえば、なんとかなるんでしょうがその一歩が踏み込めませんでした。



日本に帰国後は、自由に学校の友達と遊びに行けるからか、ほとんど家には寄り付かなくない暮らしだったにも関わらず、海外では家が良いと言っていました。



これは、私が内気だったからだと思っていました。


もっと皆んなは外交的でエンジョイしてるもんだと思っていました。



が、子供の友達で現地校にかよってるの子たちのほとんどが家が好きだと聞いて、えっ?となりました。

公園に誘える友達を探してたので会う人会う人、公園によく行くかリサーチしてたんですが、

うちの子、全然家から出たがらないんですー!

家が大好きでー


と言ってる人の多い事多い事。

あまりにみんなが言うので心理的ハードルが高いのは私だけじゃなかったんだーと思ったのです。




そして、単純に時間がない人も多かったです。

幼稚園の頃はみんな比較的、公園で遊んでましたが、小学生になると補習校と現地校の宿題、習い事におわれてみんなほとんど遊べなくなります。

明らかに忙しい。


日本語、英語、運動


のすべてをするのはやっぱり時間が足りないんだよなーと思います。



少し前まで運動なんてできなくてもいいじゃないかと思ってたんですが、



 

 


 

 



こちらを読むと、運動は必須!!!



というか、大人になって思ったのは、

この人デキルな!という人は、運動も勉強も出来るんですよ。

同じ学歴でも、+運動ができる人のほうが明らかに色んな能力が高いと感じます。


自分はなんか残念だなと思ってます。


ですが、体力作りは今からでも遅くないので頑張っています💪

今は理論的に運動がよいと聞いたので頑張れてますが、子供の時はそうもいかないですよね。




そして余談ですが、

帰国準備として、我々も体力作りは必須だと思います。

日本、歩き回るので生活を整えるまで毎日クタクタでした。事務仕事や調べ物なんか夜にやろうと思ってたのに疲れて寝ちゃったなんてことが山程ありました。