真 の 国際人 とは けっして 無国籍 人 では あり ませ ん。 自国 を 愛し、 自分 の 言語 や 文化 に 誇り を 持ち ながら 他 の 国 の 人々 と、 互い の 違い を 楽しみ、 対等 に 接する こと が できる 人 たち です。

ピーター・フランクル. 子どもの英語教育はあせらなくて大丈夫!:12カ国語を操る世界的数学者が、今伝えたい、子育てで本当に優先すべきこと (p. 3). 草思社. Kindle Edition. 

 

 

 

 

 

本当にこれですよね。目指すべきところは。

 

 

日本人は世界一か世界二くらいに均一な国家だそうです。

同じ民族、同じ言葉、同じ価値観を共有した人で構成されているかなり珍しい国です。

 

これは確実に立地が関係しますよね。

極東の島国。鎖国とかもしてたしね。

 

 

他との違いを楽しむという文化ではなく、

全てを日本式にしたい文化です。

違いを許さない文化です。

その中から、国際人を育てるのは難しいだろうなぁと思わずにはいられません。

 

 

その点、現時点で海外に住んでいることはラッキーなことですね。

まぁ、それが原因で日本に馴染めない帰国子女も一定数いそうです。

 

 

ただ、アメリカ文化の違いと日本文化の違いを平等に子供に伝えるのは非常に難しいと日々感じています。

 

 

この前、子供が

アメリカ人ってテキトーなんでしょ?と言い出した時は反省しかありませんでした。

(ってかそんなこと言ったかな?友達が言ってたのだろうか?)

 

しかし、実際問題、アメリカ人はテキトーですよね。

 

いいテキトーもあり、悪いテキトーもあります。

 

私はアメリカにも日本にもいいところ悪いところがありそれを受け入れつつ、

私は日本人なので愛国心を持って日本のためになりたいと思っているのですが、

 

日本とアメリカの文化の違いを説明しながら、どっちも悪く言わないように気を付けているけど

 

アメリカ人は

日本人は

 

というくくりで子供に偏見を植え付けているようでモヤモヤします。

 

 

でも絶対的に、出身国の傾向はでるし、

国によってルールが違うので、

日本はこうだけど、アメリカはこう

という説明になってしまうし、

子供は日本式で育っているのでそこに違和感を感じるようです。

 

時間を守らないこと=悪とか。

 

結局、子供に文化の違いを楽しむことを教えるには私自身が文化の違いを楽しまないといけないですよね。

はたして文化の違いを私は楽しめているのだろうか?

 

日本に帰れば、日本の悪いところも目につきます。

そこをいかに楽しむかが鍵なのかもしれません。