読みました!

 

高学歴親という病。

高学歴とは何を指すか微妙ですが、明らか、うちの親は高学歴親という病にかかってたと思うのでそういう育てられ方をした私は読むべき本でした。

 

〇子育てとは信頼すること



よくこういう話で例に出てくるんですが

 

大学の入学願書を親が書く

 

というのが出てくるんですが、やってもらってましたよ。

当たり前だと思ってたし、親が間違ったら激怒してましたよ。

それが異常だなんて1ミリも思ってませんでしたね。

 

そういう親に口出されたくなくて物理的に距離のある大学を受けたくせに。

 

実家から新幹線の距離の大学に進学したのに、履修科目から部活まで全部チェックされて、電話で指示されてました。(大学もなぜサークルのチラシとか履修科目のシラバスを親に送付するんですかね)

そこから抜け出すのにも物理的距離を置いてから3年以上かかりました。

 

 

 

こういう親の思考として、子供を信頼していないというのにとても腑に落ちました。

 

 

子育てとは信頼を獲得していくものだ。

3歳は5%の信頼かもしれないが18歳で95%子供を信頼すること。

 

 

これにはグサっときました。

 

 

こどもが心配で

 

というのは子供が信頼できないという事。

 

かつて私はずっと心配されて生きてきたので、なぜ子供を信頼できるのか理解ができなかった。信頼されている友人が不思議でたまりませんでした。

でも信頼されている人は、その信頼を0歳から積み上げられていたものなんですよね。

急に信頼を獲得できるものじゃないんですね。なんかすごく納得しました。

 

 

私は小5まで自分で服を選んでいませんでした。

でも自分の子は二人とも2歳から自分で服を選んでます。私が口出すのは寒いか暑いかだけです。

それも無視されたらそのままですし、めちゃめちゃ変な恰好してますけどね。

 

2歳でできることを小5で出来ていなかったことに子育てをして衝撃を受けました。



小さな信頼はこうして獲得していくものなんでしょう。

 

 

 

実家では、子供の仕事は勉強でした。

勉強さえしてれば他の事はすべて母がしてました。


だから勉強が捗ったかといえばそんな事はありません。

その時間をかくれて漫画読んだり、テレビ見たり、やりたくもないしょーもない事に時間を費やしてました。


勉強以外の事には学ぶ価値がないと言っているようで、

その他の事に興味を向けることが無駄のように感じていました。



親の評価が勉強が出来るかだし、心配されまくりで信頼もされてなかったようなので

(実際にはどうだったかわかりませんが、そう感じてました)

部活動で頑張るとか本を読む、学祭や体育祭に参加する、何かの活動をする、リーダーシップをとるなど全ての事がただ時間をとる煩わしいものと言う位置付けでした。


なぜ他人は意味もないのに学祭にあんなに盛り上がるのだろう?と大真面目に思っていました。



 〇高学歴の完璧な母は重荷

 

私の母は、パートでしたが働いていたし、高給取り系の資格持ちだったのでパートでもかなり稼いでいました。そのうえ、子供の面倒見て、子供の事を手トリ足取り面倒を見て、さらに介護まですべて1人でしていました。掃除はダメだったけど、ご飯は完璧。

 

 

私に比べたらスーパーウーマン。

それに私は、劣等感や罪悪感を抱きます。

 そうなれない自分に申し訳なさをかんじていました。

 

そして、専業主婦の今、

稼げないし、掃除もそこそこ、ご飯もそこそこ、

子どもの事は全部、子供にやらせ、私は何やってるの??

(せめて稼げたら、もう少し存在意義を、、、なーんて)

なんにも出来てないダメ母なんですが、

 

 

できすぎる高学歴母が子供にかける圧はすごいそうです。

 

 

実際にその圧を受けて育った私は、結構よくわかります。

その親からの暗黙のプレッシャーに負けてしまう子もいるようです。

 

 

また、あんまりいないですが、母親とこじれている人はこちらもおすすめ。

私はこれを読んで救われました。

この本は間違いなく私の人生を変えた本です。

それだけ母という呪縛は恐ろしいのです。

 

 

 


そんなに母親とこじれてないよーと言う人でも、


私の周りに多いのは

専業主婦の母をもつ友達の多くは、大手会社で、子育てと両立しながら働く事にこだわり過ぎている人が多いように思います。


その背景には、働きたかった母親の望みを叶えてる場合も多く、

母親の何気ない一言が呪縛になっている場合もあるんだろうなと感じています。




親の言葉は子供(娘)にとって、ものすごい錘になると言う事を肝に銘じなければいけないなと思います。

そして、子供を信用できてないと、子供も離れてしまいます。