中学受験についてちょっと本を読んでます。

 

 

 

 

今回は中学受験の話ではなく、この中のひとつのエピソードにモーレツにツッコミを入れたくて、

 

 

この本のコラムに出てくる帰国子女。

長女が小6,次女が小3で帰国。

長女は帰国子女受験でめでたく合格。次女は帰国子女が使えないので、一般受験での悩み相談コラムなのですが、

悩みとは、、

 

姉と比べて学力が低すぎる

姉は10聞けば9か8理解、妹は1くらい

インドアでオタク気質

 

海外在住時は、長女は英語に溺れても這い上がってくるけど、妹は潰れて、髪の毛を抜いたり、不眠になり日本人学校に転校

 

母親は純粋に妹を心配してるのですが、言葉の端々で姉を褒め称えて、妹を落としてる感じがして。母親は姉の方が育てやすくて好きなんだろうなーというのが感じられ

 

まんまウチという構図なのでつい妹の肩を持ちたくなりました。

 

この姉妹がいつから海外にいたのか知らないけど、平均的な駐在期間が4年なので4年だったとすると、姉は小2、妹は年長から海外だとすると、

バイリンガルになるには、小2までは日本語環境が良いと言われる通り、姉はバイリンガルの王道を歩む事ができ、妹は、幼さゆえに現地校に馴染めず心を壊した。

とも考えられるのに結果は、全て姉の実力で、妹の実力。妹は海外で生きて行く強さを持ってないと烙印を押されているようでモヤっとしました。

それに妹が人の話を聞けないのもこの前投稿した記事にも書いた、英語環境も影響していると思うな。

 

また、親が英語の海に溺れると表現してるのにもちょっと引きました。

親がわかってて海に沈めて、這い上がってきた姉を褒め称え、溺れた妹を見下してる感があり、

怖い親だなという印象しか持ちませんでした。(コラム本筋からは違いますが)

 

海外に駐在する時のベストな年齢があっても兄弟の誰かがベストでも兄弟で年齢が異なるのが難しいところだなと思います。

そして、だいたい犠牲になるのは下の子なんですよね。

 

上の子の宿題にかかりっきりになり、下は放置されるってありがち。

この親は在米中にちゃんと下の面倒見たのかな?

 

小学生だった上の子は、うまくやっているのに

未就学児で勉強関係ないはずの下の子が頭悪いって話これで4例くらい聞いていることになるんだけど、やっぱり土台出来ているかって関係あるんじゃない??と疑いが強くなりました。

 

日本だったら保育園や幼稚園でそれなりに底上げされるけど、海外組は親がやるかやらないかだよねぇ。