心筋炎の予後について
心筋炎の予後について病気の経過を少しずつ順に綴っていましたが、「心筋炎の予後は、どうなの?」「後遺症はなく回復できたの?」「その後、はなみちさんは普通に生活できているの?」など聞かれましたので、先に病気のその後について書きたいと思います。【現在の生活】今は心臓にはほとんど問題なく、95%普通の人と同じ生活を送れています。ただ、後遺症という意味では、心筋にダメージを受けていて(心筋は再生しない部分です)、人より少し心臓に負担がかかりやすく疲れやすいです。薬は飲んでいませんし、ペースメーカーなども必要ないです。【入院期間】 約1ヶ月 + 不整脈の検査で再入院3週間(不整脈の薬💊を止めても、致死的不整脈がまた起きないかどうか、カテーテルしながら電気信号を送り検査する)【心臓カテーテル検査】 3回(不整脈の検査も含む)【リハビリ期間】心機能回復のための「心臓リハビリテーション」を約1年間続ける。右足麻痺、疼痛のための外科的リハビリは、1年半ほど続ける(その途中で足の手術)【退院後の通院、検査】直後は2週間後、そして1ヶ月後、3ヶ月後…と予後の検査をしました。私は予後が良かったほうなので、その後は年に1回の定期検査で済んでいます。●検査は、心電図・心エコー・血液検査など。その度に、心エコーでは心機能を測る指標、EF(左室屈出率→正常値は55〜65% )を測りました。だいたい、50%台前半でした。●血液検査で、こちらも心臓の元気度が測れる「BNP」の値は毎回見ました。BNPが40以下だとほぼ正常。基準値は18。退院後1ヶ月頃から正常値になりました。(心臓にダメージを受けているとこの値が上がります。急性期には400以上でした💦)ざっくりとですが、予後はこんな感じです。急性心筋炎、劇症型心筋炎は、急性期さえ乗り切れば予後は良いことが多いみたいです。しかし、心機能がなかなか回復せず、拡張型心筋症へ移行してしまう方もいるようです。また、若年層の突然死の原因のひとつでもあり、急に亡くなってしまう方も多い病気です。今後、この病気がもっと解明されて、認知されていけば嬉しいです。風邪様症状で様子見のまま心筋炎発症→致死的不整脈を起こして亡くなる方が後を経ちません。心電図の波形ですぐに分かる病気です。内科や小児科で、もっと気軽に心電図検査ができれば、もっと救える命があるはず…と、切に思います✨自身が「風邪っぽいな」という時に、酷い動悸や倦怠感、不整脈や胸痛など【いつもと違う症状】があれば、すぐに自ら心筋炎を疑ってほしいです。そして受診時に強く訴えてください!小さいお子さんの場合は、親御さんが代弁して訴えてあげてください!現在、治療中のみなさん。きっといつか元の生活に戻れます✨元気に外を走れる日が来ます✨大好きな人と美味しいものを食べれる日が来ます✨病気に負けずにがんばって!そして、心筋炎経験者の皆さま✨ 生かされた命、助かった心臓を大切にして、これからの人生を頑張っていきましょう