今日は、ポカポカ陽気

暖かくなると、外に出たい、何かしたい…
そんな気分になりますよね。

 気温が上がると身体の中の「気」も動きが活発になり、上へ上へと上がってきます。
 
 冬の間はキュッと身体を閉じてエネルギーを体内に蓄えようと毛穴を閉じていますが、暖かくなると少しずつ身体を緩めていきます。

そうして、エネルギーと共に体内に溜め込んだ要らないものを出す準備をしていくのです。

わかめ・昆布などの海藻類には、老廃物を溶かして出す働きがあります。


 春には甘酸っぱい味を
という言葉があります。

 酸味は、春に不調の出やすい「肝」の働き(血を蓄え、精神活動がスムーズに行えるようにコントロールする)を助ける味。
 ですが、酸味には、キュッと引き締める作用があるので、摂り過ぎると外に出そうとしている働きを妨げることに。
 甘味は、緩める作用があるので、
酸味と組み合わせらことで、肝をいたわりながら、冬に溜め込んだ要らないものを出すことができます。

 もやしと生わかめの中華風和え

もやしは、身体にこもった熱を冷まして潤いを与えてくれます
わかめは、老廃物を溶かして出す働きがあります
人参は、血を補い、眼精疲労、ドライアイやかすみ目など目のトラブルに。
【作り方】
1)もやし・生わかめ・千切りにした人参はサッと茹でる
2)酢、黒糖、みりん、昆布水(2:1:1:1)を鍋に入れて火にかけ、黒糖が溶けたら火を止める
3) ボウルにもやしとわかめごま油を入れて、甘酢が温かいうちに和える
4) 10分ほど味を馴染ませたら出来上がり


ゆっくりゆっくりと春に向かって身体の準備を整えたいですね❣️