日本以外のアジア圏では旧正月を祝う国が多いですね。
先日、中国に出張していた夫が、お土産にいただいてきた
年糕(ニィエンガオ)
年糕とは
北京語で、年糕(ニィエンガオ)の「糕」の発音が「高」と同じことから
年年高高=年々上昇するを意味する縁起の良いお餅です。
このお餅にそんな意味を知ったのは実はかなり大人になってから。
台湾人の祖母が日本のお正月に合わせていつも作ってくれていた、私にとっての懐かしいお正月の味です
日本のお餅とは違って焼いてもプーっとふくれませんが、
外はカリッとしてモチモチ食感(ブラウンシュガーのほどよい甘さ)
知り合いの方にも「福」のおすそわけしました
この写真、さかさま~
でもわけがあるんです
春節(旧正月)のころになると、門や入り口で見かける
これ
「倒福」 到と倒が同じ発音であるため
福到了(福が来た)と福倒了(福がさかさまになる)をかけているそうです
「福が家に来ますように」
の願いを込めて、玄関や戸口の目立つ所に貼っているわけですね。
今日は節分。冬と春の季節の分かれ目。
邪気=鬼を払うために鰯の頭に柊を指す、豆を撒くなどの行事が行われます。
冬の邪気をすっきり払って気持ちもリセット
みなさんのところにも福がたくさん来ますように