秋分の日の連休を利用して宮古島に行ってきました。
宮古島は真夏ほどの強い日差しではありませんが、
まだまだ十分に海遊びを満喫できるお天気
旅に行くと、そこに住む人の生活が少しでも感じられるので
スーパーや市場巡りをするのが大好きです。
大手スーパーが宮古島にも浸透して、神戸とあまり変わらないものが多くなってきているのはちょっと残念ですが・・・
今回は、お彼岸ということで、
沖縄の月見団子 ふちゃぎ(吹上餅) というのを初めて見かけました。
餅の周りに小豆がたっぷりまぶしてあるふちゃぎ。
餅は「母」、小豆は「子供→子孫繁栄」の願いが込められているのだそう。
また小豆には魔よけの意味があり、小豆をつぶさずにまぶすことでその年の災難よけの祈願とも言われています。
材料はいたってシンプル。
もち米、紅芋(さつまいも)、小豆、塩
塩茹しただけの小豆なので甘みはほとんどない!(笑)
月見団子のあんこの甘さを想像して食べたのでそのギャップにびっくり。
食べていると芋ともち米の甘みが程良く出てきて、これはこれで美味しい
小豆は、水の巡りを良くする働きがあります。
砂糖を取り過ぎると身体に湿気がたまるので、砂糖を使わないふちゃぎは、
お月見でなくても、むくみが気になるときにおすすめのスイーツかもしれませんね
甘ふちゃぎという、砂糖を入れたものもあるようですが、砂糖なしが本来のふきゃぎのようです。
地方によって材料や味に差は、五穀豊穣、子孫繁栄を願う気持ち、月への思いは変わりませんね