春を迎える頃は生き生きとしていて清らかである、という意味の「清浄明潔」という言葉を短くしたのが、清明です。
近くの公園でつくしが・・・
心地よい春の風が吹き、いろいろな花が咲き、いよいよ春本番!
服装も軽くなってウキウキする季節ですね。
中国、台湾では清明には親戚が揃ってお墓に行き、みんなで持ち寄った料理を食べる風習があります。
日本でも沖縄では清明(シーミー)はとても大切に守っていて、同じようにお墓の前で、お重に詰めた料理を食べるのだとか。
清明に台湾人の祖母が作ってくれていた春餅を思い出します。
春餅は、もっちりしたクレープのような生地に、具材を包んで食べるもの。
揚げずにそのまま頂くのが春巻きと違うところです。
具材は、家庭よって様々だと思いますが、
季節の食材を中心に色々使ったものが並びます。
タケノコの炒め物
にらともやしの炒め物
薄焼き卵
腸詰ソーセージ
ピーナッツを刻んだもの などなど
好きなものを好きなだけ入れてくるっと丸めるだけ。
みんなでワイワイ食べるのにぴったりのメニューですよね
元気で暮らせるのもご先祖様あってのこと。
春分同様に、清明も大切にしたいですね。