今日は旧暦の元旦。
少し前からお正月休みを利用して
アジア圏からたくさんの観光客が神戸にも来られていますね。
日本のおせち料理と同じように、
中国、香港、台湾でもお正月に食べる「縁起もの」が色々とあるようです。
そのひとつ、大根餅を作りました。
祖母がいつも作ってくれていた味を思い出します。
やってみると意外と簡単。
大根(消化を促進、気の巡りを良くする)
を千切りにして茹でて、米粉と混ぜ
干しシイタケ(胃の働きをよくする、気力をアップする)
干しエビ、(身体を温め腎を補う)
干し貝柱(内臓の働きを高め、腎を補う)
豚肉(血を補う 体力回復)
などの具材と混ぜて蒸すだけ。
ここで使う米粉が大根餅作りのポイントですね。
在来米はインディカ米と呼ばれている、細くて長いお米で、
日本のものより歯切れがよく、粘りが弱いのが特徴です。
在来米粉はそれを粉にしたものなので、
大根餅は、日本のお餅のようなモッチりした感じではありません。
大根がたっぷり入っていてあっさり。いくらでも食べられます。
在来米粉が手に入らなくても大丈夫。上新粉で代用できます。
大根は中国語で「菜頭」(ツァイタオ)
「運が良い」という意味と同じ発音だそうです。
今年も良い運に恵まれますように