祖母がよく作ってくれた台湾の干し大根入り卵焼き菜脯蛋(ツァイプータン)が急に懐かしくなって作ってみました。
台湾の干し大根は、大根を千切りにして塩漬けにし、天日干ししたものだそう。
わざわざこの干し大根を作るのは大変なので、切り干し大根で代用。
切り干し大根を水で戻してしっかリ水気を切り食べやすい大きさに切る。
ごま油で切り干し大根を炒めて塩で軽く味付けし、
(台湾の干し大根は塩味があるので調味料は要らないですが)
溶き卵と葱を入れて卵焼きに。
切り干し大根のシャキシャキ感が残っていて、
ふんわり卵焼きとはちょっと違った味わいです。
お弁当の必須アイテムの卵は、栄養バランスがとてもよく、
身体を潤し、血を養ってくれるほぼ完全栄養食品です。
切り干し大根は、生の大根の50倍近くもの鉄分が含まれます。
煮物にするだけでなく、ワカメやキノコ類と和えてサラダにしたり、お味噌汁に入れたり
色々と活用したいですね。
また、戻し汁にもカルシウム、ビタミンなど栄養がたっぷり溶けだしています。
お味噌汁のダシ替わりに使うと、甘みがあって美味しいですよね