年末の帰省の前に、本を返してから、一月近く図書館の本のない生活を送っていました。
こどもたちは、そういえばこんな本あったね、なんて本を本棚から引っ張り出してきたりしていたけど、ちょっと飽きてきたみたい。
ちょうど今日は風も強く、公園では遊べなそうだったので、図書館に行くことに。
外に出た途端の強風に、さぶは一歩も進めず。
向かい風に、髪の毛が舞う中、立ち尽くしていました。
びっくりしたみたいで、いつもは歩きたがって抱っこは嫌がるのに、今日はおとなしく抱かれていました。

借りてきた中の一冊。
「げんきなマドレーヌ」ルドウィッヒ・ベーメルマンス作・画 瀬田貞二訳 福音館書店です。

いちばん幸せな日。
女の子たちの楽しそうな様子。
規則正しい毎日。
優しいミス・クラベル。
歯磨きも食事も何もかもが微笑ましい。
こどもたちとこんな風に丁寧に暮らしたら、きっとみんないいこになるんだろうなと思いました。
夜の中にフェードアウトしていくような終わり方。
眠る前のお話しとして読んであげるのにぴったりの本です。