最近、天気がぱっとしませんね。
今夜からは、雪まじりの雨という予報も。
たろが幼稚園から帰ってきても、おうち遊び。
たろの誕生日も近いので、折り紙で輪飾りを作ったりしています。
ところどころ、さぶが握りつぶしたり踏みつぶしたりしてるけど・・・。








雨の日は、絵本を読むにももってこい。
寒いから、一つの絵本にみんな頭を寄せ合って。
お互いの体温を感じられる距離で、のんびり時間を過ごすの幸せー。











昨日読んでいて泣きそうになってしまった絵本。
「おかあさんおめでとう」神沢利子 さく 井上洋介 え ポプラ社 です。

いちばん幸せな日。

くまの子ウーフのシリーズ。
ウーフはやんちゃだけど優しいくまのこ。
お誕生日のお母さんのために誕生日プレゼントを考えます。
でも、なんだかうまくいかないことばかり。
はちみつをもらおうとして、ミツバチにおでこを刺されるし、その拍子にせっかくとったブドウがおしりの下でぺしゃんこに。
カニにまで指を挟まれて散々なウーフ。









おかあさんには悲しい声で「ぼくね、おかあさんの すきな もの、かんがえたんだ。」というんだけど。
一生懸命お母さんのためにがんばるのに、痛い思いばっかりして、報われないウーフがいじらしい!!
こどもをうんでから、こどもが頑張る話というのにめっきりよわくなってしまったのです。









それから、ウーフを慰めるお母さんの優しさにもうるうる。
こんな風に誕生日を祝ってもらえたら、幸せだなっていうラスト。













泣きそうになったり、ほっこりと和んだり。
すてきな絵本で、のんびり子どもたちと過ごす日にはもちろん、なんだか心がささくれだっているような日に読むと、心も緩みそう。
絵本のパワーはすごいです。