幼稚園からたろが貸し出し絵本で借りてきたもの。
自分では選ばなそうな絵本だけど、すっかり惹きつけられました。









「ぎょうざつくったの」作・絵: きむらよしお 出版社: 福音館書店 です。
いちばん幸せな日。
留守番中、こどもだけでぎょうざをつくることに。
なんと皮から手作り。
200枚も作っちゃう。
タネにはちゃんとゴマ油やショウガ入れたり。
パワフルな絵からは、こどもたちの元気と楽しさがあふれてきます。








でもでも、そんな楽しさから一転、できあがった餃子に、「まずそう」と帰りかける友達。
そんな様子にウナちゃんは、こぶしを握ってどっくんどっくん。
まぶたのうらもどっくんどっくん。









ここら辺の心情が、すごくリアルに伝わってくるの!。
そこへ帰ってきてウナちゃんを抱き締めるお母さんの顔、まるで観音様みたいです。








みんなで片付けして食べる餃子のおいしそうなこと。
そして、こ~んなに散らかしちゃっても、にこにこで一緒に餃子パーティーを楽しんであげられるお母さんの優しいこと。









迫力ある絵で、一気にお話の世界に吸い込まれてしまう、そんなパワーのある絵本です。