
私はない派
無いですね。
知人と飲みに行った時、地下鉄の
階段でオッサンが倒れている
場面に遭遇した事はありますが。
何人も人は通りがかるのですが、
酔っ払いだと思っているのか
オッサンを避けて通っていく。
酔っ払っているのか、倒れたのか
転んだのかが判別し難い格好だったが
知人が勇気を出して声をかけて
みたら反応が無いので救急車を呼んだ。
救急車って、呼んだ人の事を
根掘り葉掘り聞くんだよね。
でも、見知らぬ通りすがりの
人の事を聞かれても困る。
数ヵ月後、救急車を呼んであげた
知人宅にオッサンからお礼の電話が
あったと聞いた。
なんと1ヶ月以上も入院していた
らしい。飲んで滑って転んだが、
打ち所が悪くて意識を失っていた
とのことで、マジに危険な状態
だったらしい。
オッサンは一体いつから倒れて
いたんだろう。
私達が見ただけでも数人、通行人が
オッサンをまたいで通りすがった。
知人が救急車を呼ばなければ
助からなかったのかもしれない。
面倒を覚悟して救急車を呼んだ
優しい知人を誇りに思うと共に、
飲みに行っても足元が覚束なく
なるまで飲まないようにしようと
知人と誓いあったのだった。