
昔…友人がチョット顔が
イイだけの馬鹿な男に、
付きまとわられた事が
あった。
男は馬鹿のくせに、
電話帳で調べて友人の
自宅の電話番号を
突き止めたらしい
自宅を知られては、
無下に拒絶したら馬鹿の
神経を逆撫でする事に
なり、自宅に嫌がらせ
などされては困る…
友人は、直ぐにでも
ブチ切りたい電話を
当たり障りない会話で
やり過ごさなくては
ならなかった
。
『ヤリタイ』気持ちを
全面に押し出された
会話はくだらなく、
馬鹿馬鹿しかった。
「ねぇ、一回シようよ」
「私、好きな人としか
シナイから」
「え~?んじゃ、俺達
付き合おうよ。それなら
いいでしょ?」
「なんでよ?
好きな人じゃなきゃ
しないって言ってるでしょ。
私達、好きでも何でも
無いじゃない!
好きじゃないのに、スル
ために付き合うなんて
矛盾してるじゃないの
」
友人が怒り気味で男に
そう言ったところ
「…『ムジュン』って何?」
と聞き返してきた。
友人はあまりの馬鹿さ
加減に全てが嫌になり、
「…もう、いいわ」
と言って受話器を置いた。
何かを察したのか
その後、男からの電話は
無くなった。
後日、事の顛末を報告
してくれた友人に
「その馬鹿に、中国の
『矛』と『盾』の話を
してあげれば良かったん
じゃない?
」
と、冗談で言ったら
「そんな気力、無いわ
」
とマジ切れされそうに
なった
イイだけの馬鹿な男に、
付きまとわられた事が
あった。
男は馬鹿のくせに、
電話帳で調べて友人の
自宅の電話番号を
突き止めたらしい

自宅を知られては、
無下に拒絶したら馬鹿の
神経を逆撫でする事に
なり、自宅に嫌がらせ
などされては困る…

友人は、直ぐにでも
ブチ切りたい電話を
当たり障りない会話で
やり過ごさなくては
ならなかった
。『ヤリタイ』気持ちを
全面に押し出された
会話はくだらなく、
馬鹿馬鹿しかった。
「ねぇ、一回シようよ」
「私、好きな人としか
シナイから」
「え~?んじゃ、俺達
付き合おうよ。それなら
いいでしょ?」
「なんでよ?

好きな人じゃなきゃ
しないって言ってるでしょ。
私達、好きでも何でも
無いじゃない!
好きじゃないのに、スル
ために付き合うなんて
矛盾してるじゃないの
」 友人が怒り気味で男に
そう言ったところ
「…『ムジュン』って何?」
と聞き返してきた。
友人はあまりの馬鹿さ
加減に全てが嫌になり、
「…もう、いいわ」
と言って受話器を置いた。
何かを察したのか
その後、男からの電話は
無くなった。
後日、事の顛末を報告
してくれた友人に
「その馬鹿に、中国の
『矛』と『盾』の話を
してあげれば良かったん
じゃない?
」と、冗談で言ったら
「そんな気力、無いわ
」とマジ切れされそうに
なった

