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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。

リオ (新潮文庫 こ 42-1 警視庁強行犯係・樋口顕)/今野 敏
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正統派の警察モノ。


しっかりしている。



今野敏の描く刑事は一味違う。


刑事といえばハードボイルドで、スーツよれよれで、家族はないがしろで、バツイチが基本。




しかし、このシリーズの主人公・樋口顕。



上司や部下からどう思われているかが極端に気になり、


家族を大事にし、


常に冷静な判断で、


無茶しない。



型破りじゃないとこが型破りなんですな。



警察モノにはもう飽きてしまったあなたに。





沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)/山崎 豊子
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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)/山崎 豊子
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先日クライマーズ・ハイの試写会に行って、この物語を完読してないことを思い出して慌てて読んだ。



どこまでがフィクションかはわからないけど、日本航空って企業はどこまで腐っているのかしらね。



僕は官と民の癒着みたいなのはどうでもいいと思っているけどね。


それが企業のためなら、利益を追求するのは当然だと思うし。



でも、自己の利益のためというのは許せん。



いろんな問題を提起した社会派小説。



読むべし。



ちなみに日本航空には現在8つもの労働組合があるそうです。






一瞬の風になれ(全3巻セット)/佐藤 多佳子
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ブログの更新が遅れたのはこれをずっと読んでいたからで。



100%の青春。



一文一文、一言一言が、青春の全てを部活に注いだ僕みたいな人間には響いた。




「自分の能力みたいなのに幅があるじゃん。最低から最高までさ。その一番上が見えないのがいい。夢とかさ、なんか、そういうことなんだけど、ワクワクできるのがいい。やれるかもしれないって自分で思えるのがいい。」


―2巻より



人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっていける。一人だけではできない。だけど、自分が走るその時は、まったく一人きりだ。誰も助けてくれない、助けられない。誰も替わってくれない、替われない。この孤独を俺はもっと見つめないといけない。俺は、俺をもっと見つめないといけない。そこは、言葉のない世界なんだ―たぶん。


―3巻より



自分の話。

もう10年以上前だけど、僕はスキーのジャンプをやっていて、ここまで大人びた考えは持っていなかったけど、いつももっと高く、もっと遠くへ飛ぶことに夢中になっていた。



県大会の順位がひとつ足りなくて全国に行けなかったときの気持ち。


翌年の県大会で優勝したとき、僕はなんだか実感がわかなくて、先生やコーチのほうが喜んでいたこと。


全国大会で、練習どおり飛べば入賞できたのに、本番で失敗したときのこと。



いろんなことを思い出した。


懐かしいという気持ちではなく、悔しいという気持ちを。



読んでいて、自分の実体験と結構カブっていて、

「あ、俺も小説の中みたいな青春していたんだな」と思って、余計に悔しい。



だから、新二や連に嫉妬した。



ちくしょー



プール通いでだいぶ体力もついてきたので、来年の東京マラソンに出ることを決意しました。


最後の20代、走ります。