- しゃばけ (新潮文庫)/畠中 恵
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日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
設定は江戸時代なんだけど、すらすら気持ちよく読めた。
京極夏彦を読み出して挫折した僕にはちょうどよい感じでした。
17才の病弱な大店の若旦那・一太郎が妖怪たちと殺人犯を追う・・・
というわかりやすいストーリー。
主人公と妖怪たちの自然な感じがフワフワ~とした世界観を作っていて、読んでいて気持ちよかったし、一応犯人を追うというストーリーなので、のめり込んでしまう。
まあ別に江戸時代じゃなくたっていいじゃないかと思うんだけど、そこがなかなか粋な感じでよかった。
僕の世代は子供のころにアニメのゲゲゲの鬼太郎で妖怪を知ったはずだと思う。
最近また新しくなってアニメでやっているのを観た方、なんか違和感なかったですか?
現代の子供が観るアニメだからしょうがないとは思うんだけど、21世紀のデジタル時代に鬼太郎って・・・
チャンチャンコ着てるやつ、いる?
リモコン下駄っていってもねぇ・・・
今の世の中、だいたいワイヤレスだし。
そーなんです。
彼、ういてるんですわ。
20年前のアナログ時代だからヒーローだったんです。
で、何が言いたいかというと、
“妖怪”って江戸時代くらいでちょうどいい感じで納まるのかなと。
現代で自然に存在させるのは厳しいでしょ。
住みにくい世の中になったものである。(もちろん妖怪たちにとって)