(前回の続き)
そんなわけでテスラに乗って実際に道路を走ってみました。
強烈な違和感。
これは慣れるのに時間がかかる、と感じました。
普通の車はブレーキを緩めると人が歩く程度のゆっくりしたスピードで前進を始めます。 この「アクセルを踏んでないのに、クルマが進む」というわずかな動力伝達現象を『クリープ』と呼ぶそうですが、これがテスラには無い。
そしてアクセルを踏んで加速するのはいいものの、信号が赤なので緩めて惰性で走行しようと思ったらなんと急停止。
ブレーキを踏んでいないのに、です。
どうやらテスラはもうブレーキを踏むという概念を無くしているのか、「アクセルの操作だけで加速や停止」ができる仕組みのようでした。
うまく文章では伝えにくいのですが、アクセルの強弱だけで走行します。
停止したかったらアクセルを離す、そうすると自動でブレーキがかかる。
これはとてつもない違和感を感じました。
渋滞中などはアクセル→ブレーキ→アクセルとあっちにこっちに踏む必要がなさそうで便利。
一方で普通の自動車運転に慣れている人からすると急ブレーキがかかるような違和感が。
慣れればとっても運転しやすいのでしょう。
むしろいつブレーキを踏むんだ?というくらいの感覚です。
わずか15分程度の運転でしたがとてもインパクトに残る時間でした。
これから町で走っているテスラを見ると、「あぁ、あれもアクセルだけで走行しているんだなぁ、すげえ」なんていう目で見てしまいます。
(次回に続く)
本日覚えた英単語: Wound 銃などによる負傷、ケガ